富士フイルムはミラーレスカメラ「X-H2」「X-T5」「X-S20」、レンズ一体型デジタルカメラ「X100VI」の最新ファームウェアを公開した。発表日は2024年4月25日。
主な更新内容は、スマートフォン用アプリ「FUJIFILM XApp」との連携強化。RAW画像の転送機能の追加。
ファームウェアアップデートの詳細
AF-Cのパフォーマンス向上
「X-H2」「X-T5」「X-S20」において、AF-Cモードの性能が向上。広角レンズを使用した場合に起こりうるAF合焦や距離指標の乱れの発生頻度が減少した。
動画撮影向けの新機能
同じく、これらのカメラには動画撮影をサポートする新機能が追加。「ワイド/トラッキング」機能が新たに導入され、AF-Sモードでは被写体を自動で選択し、AF-Cモードでは被写体を自動で追跡する。
アップデートの詳細は以下。
X-H2(Ver.4.00)
FUJIFILM XAppのVer.2.0.0~Ver.2.1.0での重要なアップデート内容は以下の通りです:
- カメラとの連携強化:機材管理機能やRAW画像転送が追加され、バックグラウンドでのファームウェア更新が容易になる。
- AF性能の向上:AF-Cモードにおける追従性と広角レンズとの組み合わせでの精度が改善された。
- 動画撮影設定の追加:動画中の撮影状況表示や開始音、セルフタイマーなど、使い勝手が向上した。
X-T5(Ver.3.01)
- XAppとの連携強化:カメラ管理機能やRAW画像転送が追加され、自動電源OFF状態でもリモートコントロールが可能に。
- AF性能改善と動画撮影設定追加:AF-Cモードの追従性向上やワイド/トラッキング機能追加など、使い勝手が向上。
- インターネット接続による直接アップロード対応やWi-Fi接続性能改善など、便利な機能が追加・改善された。
X-S20(Ver.2.01)
- XAppとの連携強化:カメラ管理機能やRAW画像転送が追加され、自動電源OFF状態でもリモートコントロールが可能に。
- AF性能改善と動画撮影設定追加:AF-Cモードの追従性向上やワイド/トラッキング機能追加など、使い勝手が向上。
- インターネット接続による直接アップロード対応やWi-Fi接続性能改善など、便利な機能が追加・改善された。
X100VI(Ver.1.10)
- XApp対応によりRAW画像転送、自動電源OFF時のカメラ操作、画像閲覧が可能に。AF精度とWi-Fi接続性能改善、XAppでの時刻同期エラーが修正された。