
Cover photo by Miyuyu
写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Panasonic LUMIX DMC-G6〉を愛用する Miyuyu さんが登場。
最近ではスマートフォンで気軽に写真を楽しむ人が増えていますが、そこから一歩踏み出して、自分の「愛機」と呼べるカメラに出会うまでには、それぞれのストーリーがあります。Miyuyu さんもまた、思いがけない出会いと偶然が重なって、自分だけのカメラを手に入れることになりました。

Photo by Miyuyu
〈Panasonic LUMIX DMC-G6〉基本情報
Panasonic LUMIX DMC-G6は、2013年に登場したミラーレス一眼カメラ。有効画素数約1,600万画素のLive MOSセンサーを搭載し、高速オートフォーカスやフルHD動画撮影にも対応しています。軽量でコンパクトながら、マニュアル操作にも対応しており、初心者からステップアップしたい人にぴったりの一台です。電子ビューファインダーとバリアングル液晶モニターにより、様々なアングルからの撮影も快適に行えます。
「なんでこうなるの?」から始まった写真への興味
数年前から〈Instagram〉を通じて、北海道の身近な風景や自然をスマホで切り取ってきました。そんな中、フォロワーさんの投稿で「滝や川の流れが白糸のようになる」写真に出会い、衝撃を受けたんです。「これってどういうこと?」「なんでこんなふうになるの?」と疑問でいっぱいに。
その答えを探すように、写真に対する興味が少しずつ高まっていきました。

Photo by Miyuyu
親友の姿に憧れて
転機のひとつが、同じタイミングで〈Instagram〉を始めた親友が一眼レフを購入したことでした。周囲にカメラを持つ人がいなかった私にとって、それはとても新鮮でかっこよく見えました。一緒に撮影に出かけ、夢中でシャッターを切る彼女の姿を見て「私もカメラを持ちたい」と素直に思いました。

Photo by Miyuyu
普段は「形から入る」タイプではない私ですが、その時ばかりは見た目から憧れたんです。でも、いざカメラを選ぼうとしても何がいいのか全然わからなくて…。そんなときに、もうひとつの出会いが訪れました。

Photo by Miyuyu
海辺の偶然と、はじまりの一台
ある冬の朝、自宅からほど近い海で流氷の撮影をしていた時のこと。偶然、ドローンで撮影していた男性に出会い、会話が弾みました。なんと同じ街に住んでいる方で、名前だけは知っていた人でした。

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数日後、また海で再会した時、何気なくカメラについて相談してみたんです。すると「古い機種だけど、使っていないカメラがあるよ」と言って、〈Panasonic LUMIX DMC-G6〉を譲ってくれることに。突然のことに驚きつつも、ありがたく受け取り、ついに初めての「自分のカメラ」を手にしました。
奥深くて、楽しい
〈LUMIX DMC-G6〉を実際に使ってみて思ったのは、「カメラって奥が深すぎる!」ということ。設定や機能、構図や光の捉え方まで、スマホでは気づかなかった世界が広がっていました。

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まだまだわからないこともたくさんありますが、今はこのカメラを通して、何気ない日常の中にある「撮りたい瞬間」を探すのがとても楽しいです。初めての愛機に出会わせてくれた人たちに感謝しながら、少しずつ、自分らしい写真を撮っていけたらと思っています。
INFORMATION

cizucu認定クリエイター
北海道で風景などを撮っています📷´-
cizucu:Miyuyu
Instagram:@miyumiyu471
