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2025.03.29

fujikkoが語る | 水族館の記憶を写真に残す | SONY α7 III | Knowledge #238

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Cover photo by fujikko

写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈SONY α7 III〉を愛用するfujikkoさんが登場。

親子の時間、ワクワクする気持ち、そして帰り道の余韻までを写し取ることができる、そんな撮影スタイルを貫くfujikkoさんが語る、〈SONY α7 III〉が可能にした水族館での写真の楽しみ方。暗所撮影の工夫や、水槽の反射を活かした表現、そして何より、子どもの輝く表情を捉える大切さに迫ります。

〈SONY α7 III〉基本情報

有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、高感度かつ高画質な撮影が可能。693点の位相差検出AFと425点のコントラスト検出AFを備え、高速・高精度なピント合わせを実現し、暗所でもノイズを抑えたクリアな撮影が可能。5軸手ブレ補正機能を内蔵し、手持ち撮影でも安定した画質を維持しており、風景・ポートレート・スポーツ撮影まで幅広く活躍する万能カメラです。

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Photo by fujikko

水族館撮影は「行き」から始まる

水族館に行くとき、私は撮影の時間を「館内だけ」に限定しません。行きの移動中、そして帰り道もシャッターを切ります。
その理由は、水族館での体験が、そこへ向かうワクワクした気持ちや、帰り道の余韻とともにあるからです。

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Photo by fujikko

特に、息子の表情は刻々と変わります。期待に満ちた瞳、驚きで見開かれる瞬間、満足してほっとした顔。それらを一つの流れとして写真に残したいのです。

水族館ならではの撮影の工夫

水族館では、魚たちの動きが速く、館内も暗いため、撮影には工夫が必要です。まず、魚を撮るときはカメラをなるべく動かさず、ブレを抑えることを意識します。

暗い環境ではシャッタースピードが遅くなりがちなので、ISO感度を上げたり、明るいレンズを使ったりするのも一つの方法です。

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Photo by fujikko

また、水槽のガラスには反射がつきものですが、それを避けるだけでなく、あえて写し込むのも面白い表現になります。

うまく撮れば、水槽の向こう側の世界とこちら側の世界が交差するような、不思議な写真になることもあります。

親子の時間を写真に残すということ

私が特に好きなのは、息子がガラス越しに魚をじっと見つめる瞬間を撮ることです。
小さな手を水槽に添え、夢中になって水の中の世界を眺める姿。その集中した横顔には、言葉にできないほどの愛おしさを感じます。

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Photo by fujikko

水族館は、ただ魚を撮るだけの場所ではなく、親子の時間を記録する場所でもあります。夢中になって何かを見る姿、驚きや発見の表情、帰り道の満足げな顔。

そうした一連の物語を写真に残すことで、水族館での時間はより鮮明な思い出になるのです。

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Photo by fujikko

INFORMATION

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fujikko

cizucuオフィシャルクリエイター
家族と思い出を物撮りします

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