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2024.05.15

空気感で魅せる テキスチャーを際立たせる撮り方を紹介 | Focus #140

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cover image by みどりこ

足元に生い茂る草の鮮やかな緑、古いレンガ壁のザラザラした表面にふと目が行くことはありませんか。

そんな日常の中で感じる「これ、なんかいいな」という瞬間を、写真で捉えてみましょう。テクスチャーを上手に捉えることで、写真に深みやストーリー性を持たせることができるはずです。今回は、そのコツをご紹介します。

カメラの設定を調整してみる

テクスチャー撮影では、カメラの設定が大切です。絞り値、ISO、シャッタースピードを工夫することで、写真の仕上がりが大きく変わります。

絞り値と被写界深度

背景をぼかしてテクスチャーを引き立たたせるために、絞り値を低く設定しましょう。逆に、広範囲のテクスチャーをクリアに撮りたい場合は、F11やF16などの高い絞り値を設定し、深い被写界深度で撮影します。これにより、全体がシャープに見える写真が撮れます。

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Image by ezuka

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Image by masa 

シャッタースピードとISO感度

また、シャッタースピードとISO感度も調調整してみましょう。風で草が揺れるシーンなどを撮影する場合は、速いシャッタースピード(例えば1/500秒以上)を使い、動きを止めシャープな写真を撮ります。暗い条件下では、ISO感度を上げることでノイズを抑えつつ、適切な露出を得ることができます。

光源を活用する

自然光は美しいグラデーションを作り出します。反対に強い直射日光はテクスチャーのディテールを飛ばしてしまいます。

自然光の利用

曇りの日や雨の日は、柔らかい光がテクスチャーを引き立てます。例えば朝日や夕日のような柔らかい光は、被写体の質感を美しく際立たせます。

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Image by fujikko

人工照明の利用

スタジオ撮影の場合は、人工照明を使って光の角度や強さを工夫しましょう。例えば側面から光を当てると、金属の表面にできる陰影が強調され、質感が際立ちます。逆光を使ってシルエットを強調するのも効果的です。

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Image by saciiiko

構図を工夫する

構図も写真の雰囲気を左右します。被写体をクローズアップで撮ると、ディテールが際立ちますし、遠くから撮ると全体のバランスを写すことができます。例えば、ドローンを使って上空から大地のテクスチャーを捉えてみると、新しい視点が得られるはずです。低い位置から見上げるアングルも、意外なテクスチャーを発見できるかもしれません。

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Image by mori_hero

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Image by morissy

テクスチャーで空気感を伝える

テクスチャーはムードやフィーリングを伝える強力なツールです。雨の日の窓ガラスのテクスチャーは、温かい部屋の心地よさを伝えますし、乾燥地帯のひび割れた大地のテクスチャーは、厳しい環境を感じさせます。日常の中で目に留まったユニークなテクスチャーに注目し、写真で空気感を伝えましょう。

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Image by fuyu

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Image by m*style

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Image by saciiiko

いかがでしょうか。

あなたならではの視点で捉えたテクスチャー豊かな写真が、観る人にその場の空気感やフィーリングを伝えてくれるはずです。ぜひ被写体のテクスチャーに注目して、新しい表現の可能性を探ってみてください。