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2024.03.29

cizucu主宰『I was here』受賞発表 | Challenge #81

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cover image by 前田正道

はじめに

『I was here』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。

〈セレンディピティ(偶然の瞬間、意外な発見)〉をテーマに開催した本コンテストでは、瞬間の美しさやぬくもり、偶然の幸せな発見をとらえた作品の数々が「I was here(ここにいたこと)」の証明として共有されました。

それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。

応募作品紹介

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Image by 永山敏也

永山敏也
「#水遊び」

cizucu編集部
セレンディピティを体現する生き生きとした瞬間を捉えた作品。水しぶきと子供たちのはしゃぐ姿が、思わぬ美しい瞬間として凝縮されています。この無邪気な姿と自由さは、忘れがちな日常の小さな奇跡を思い出させます。

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Image by ICHIHO

ICHIHO
「霧氷が広がる山肌 足元を流れる雲は朝日で燃える」

📷 PENTAX K-3 II

cizucu編集部
朝日が映し出すグラデーションを捉えたこちらの作品は、息をのむような美しさとセレンディピティの瞬間を切り取っています。山頂で日の出を迎える人物のシルエットは、自然の壮大さと人間の小ささを対比させているかのようです。この瞬間の静寂と荘厳さが、「I was here」というメッセージを力強く伝えています。

受賞作品

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Image by tenki

tenki
「Kanpai.」

📷 FUJI PHOTO FILM CO., LTD. SP-2000

cizucu編集部
人々が集い共に時を過ごすシンプルながらも力強いセレンディピティの瞬間を捉えています。グラスをかけ合わせる手とそれを取り囲む暖かな雰囲気は、友情や絆の偶然の美しさを表しており「I was here」という共有された体験と記憶の豊かさを強調しています。

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Image by fuyu

fuyu
「あたたかい」

📷 FUJIFILM X-T2

cizucu編集部
旅館での穏やかなひとときを表現しており、セレンディピティのテーマに繊細なタッチで応えています。ハンガーに吊るされた洋服が、誰かがそこに「いた」という静かな証明を示しています。旅の中で見つけた小さな発見と、それがもたらす静かな興奮を感じさせます。

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Image by 前田正道

前田正道
「ゾウの足洗い」

📷 NIKON D7100

cizucu編集部
人と動物の間の予期せぬ交流の美しさを捉えた作品。動物と人間の関係の深さを示唆するこの一枚は「I was here」というテーマに対する新たな解釈を提案しており、共存の穏やかなシーンを通じて、見る者に平和と調和のメッセージを伝えています。

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Image by littlekiss photography

littlekiss photography
「カナダ、ホワイトホースのオーロラ
ほとんど雲に隠れた、恥ずかしがり屋さん」


「カナダ、ホワイトホースのオーロラ ほとんど雲に隠れた、恥ずかしがり屋さん」z
cizucu編集部
雲間から覗くオーロラは、静けさに包まれた大地の小さな一幕を物語っています。写真に映る人物の視線が示すのは、宇宙の壮大さに対する驚きと自然の精妙なドラマへの感謝かもしれません。この作品は「I was here」のメッセージを、言葉を超えた感覚で伝えており、静寂の中での体験が、世界の広がりと深さを語っています。

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Image by fujikko

fujikko
「あ、飛行機」

📷 SONY ILCE-7M3

cizucu編集部
夕暮れの空を背景に、日本のアニメーションを代表する巨大なガンダムと空を横切る飛行機を捉えたこちらの作品。ガンダムと飛行機の完璧な配置は、まるでガンダムが指を指している様に見える奇跡的な瞬間を捉えています。この光景は、日常の中に溶け込むファンタジーの存在を示し、観る者に想像力の喜びと、現実とフィクションが共存する世界のユニークな調和をもたらしてくれます。

最後に

いかがでしたでしょうか。

応募作品の一枚一枚から、子供たちの純粋な喜び、静かな日常の中に温もり、荘厳な自然への畏敬の念、そして人間と自然、現在と未来の素晴らしい調和が伝わってきます。それぞれの作品は独自の物語を持ち「I was here」というテーマに個性的かつ感動的に応えています。

今回のフォトコンテストを通して、日常というキャンバスの上に一瞬の出来事がどれほど多くの感情を呼び起こすかを見事に示してくれました。クリエイターの皆さまが捉えた瞬間は、今後も多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。