はじめに
『May Diary '26』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈5月の日記〉でした。
新緑がいっそう色を深め、風も光もやわらかさを増していく5月。 大型連休の高揚や、その余韻からゆっくりと日常へ戻っていく時間。新しい環境にも少しずつ慣れ、自分なりのリズムを見つけはじめる頃でもあります。
今回は、そんな移ろいゆく5月の何気ない一日や、ふと心が動いた瞬間を、皆さんから写真を通して共有していただきました。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品

Photo by Yukihiro
Yukihiro
A Moment of Rest
📷 LEICA M (Typ 240)
cizucu編集部
五月の京都は、暑い夏を目の前に、最後の心地いい一ヶ月だと、私は感じます。cizucu社も京都に位置しますが、裸足だったり、裸だったりで鴨川で休む人をよく見かけます。この一枚で、いつ撮られた写真かを言い当てることは、京都人にとっては難しくないのかもしれません。

Photo by oku.jp
oku.jp
📷 FUJI PHOTO FILM CO., LTD. | SLP800
cizucu編集部
他の月にはない「青さ」を、五月は纏っている気がします。制服、河川敷、イネ科の植物、その真似をする友達。記憶の奥の方にあった気がする、青い五月が映った一枚です。

Photo by 淞
淞
May in Seoul
📷 RICOH GR IV
cizucu編集部
これはナイスな小窓を見つけましたね。みんなは屋台に夢中でしょうが、GRを持って、キョロキョロと歩き回るあなたの姿が浮かびます。季節の賑わいに乗り遅れても、写真はあなたの味方です。

Photo by @nickydaphotography
@nickydaphotography
cizucu編集部
この一枚の好きな点は、ボールを蹴る男性たちの表情が極めて真剣であること。そして、彼らにとっての「いつもの時間」が、俯瞰する私たちにとって少し新鮮に見えるよう、切り取られていることです。なんでもない5月の時間は、他人が見ると魅力的、なんてよくある話です。
受賞作品

Photo by Ricky
Ricky
到世界盡頭依然跟另一半一起搞怪的日常
📷 RICOH GR IV Monochrome
cizucu編集部
「世界の果てまで来ても、相変わらずパートナーとふざけ合っている日常」とキャプションには書かれています。モノクロの表現として自然の畏怖を感じさせる反面、確かに、手前の二人はかなりふざけ合っているようです。100点の時間を、120点にする近道は、「相変わらず」へ執着することなのかもしれませんね。

Photo by 酒井聡
酒井聡
Playing at Full Throttle
📷 SONY α7C II
cizucu編集部
どストレートな一枚に、キュンとしました。子どもにとっては、このすべり台の一瞬がきっと一日の最高のハイライト。「ほどほど」を知らない全力の笑顔は、5月を流れるように過ごしてしまった私を後悔させてくれました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
みなさまから寄せられた作品は、過ぎていく日々のなかにある小さな変化や、その瞬間にしか感じられない空気を、そっとすくい上げてくれました。
特別な出来事だけでなく、なんてことのない一日も、丁寧に切り取ることで二度と戻らないかけがえのない記録になる。一枚一枚の写真が、そんな大切なことをあらためて教えてくれているようでした。
〈Diary〉シリーズは今後も続いていきます。日記を綴るように、あなたの6月を切り取って、また共有していただけることを楽しみにしています。


