はじめに
『Find Red』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈赤色〉でした。
被写体がまとう「色」を、あなたはどう捉えますか。 なんとなくこの色に惹かれてしまうという色もそれぞれにあるかもしれません。
数ある色の中でも、赤は特別な引力を持っています。視線を奪う圧倒的な力強さ。それでいて、日常の何気ない瞬間にふと紛れ込む、体温のような温かさ。
主役として際立たせる赤もあれば、スパイスのように潜ませる赤もあるでしょう。あなたがその色に込めた熱量や、ファインダー越しに発見した新しい「赤の表情」を教えてください。
情熱、静寂、あるいは違和感。あなたの視点が切り取る一枚をたくさん投稿していただきました。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品
Photo by kamikoji
kamikoji
📷 SONY α7IV
cizucu編集部
深い闇の中に浮かび上がる、鮮烈な朱色の鳥居。この「赤」は、単なる色としての存在を超え、静寂の中で何かを守り、導く聖域の灯火のように感じられます。日常の喧騒から切り離されたこの海の上で、赤色が持つ「祈り」や「伝統」の重みを感じられ、鳥居という信仰に関わる被写体がより強調される一枚です。周囲の余白を大きく撮る構図も効果的に感じます。
Photo by yNAK
yNAK
赤いテーブルに美味い飯
📷 NORITSUKOKI EZ Controller
cizucu編集部
町の中華屋さんの赤色のテーブル。そういえば町中華のテーブルは赤色が多いなと気付かせられ、コンテストタイトルの『Find Red』にぴったりな一枚だと思いました。調味料の蓋やテーブルの質感が、どこか懐かしく親しみやすい空気を醸し出し、見るだけで元気が湧いてくるような、生命力に満ちた「赤」です。特別な舞台ではなく、毎日の食事という何気ない瞬間にこそ、心を弾ませてくれる鮮やかな色が潜んでいることを、この写真は微笑ましく教えてくれます。
受賞作品
Photo by sy
sy
下北沢
film
cizucu編集部
夜の街を颯爽と駆け抜ける赤い車。ネオンの光と混ざり合いながら、都会の鼓動を色鮮やかに彩っています。この一枚は、「赤」という色がどれだけ私たちの目を惹きつける色なのかを、強烈に感じさせます。また、昔ながらのネオンの看板や、フィルム写真特有の質感がこの写真をより魅力的にし、見る人の心に強く残る一枚となっています。都会の夜に灯る「赤」は、どこか冒険心をくすぐる魅力がありますね。
Photo by Miyuyu
Miyuyu
流氷とオホーツク海に浮かぶ赤灯台
📷 LUMIX DMC-GX7
cizucu編集部
流氷も浮かぶ寒空の下、雪に包まれた防波堤に立つ一本の赤い灯台。青い海と白い雪という世界の中で、その赤色は大きな存在感を放っています。通常、灯台は白色のイメージがありますが、キャプションにある通り、流氷浮かぶオホーツク海の灯台ということで、海が流氷によって白く染まった時にも船から視認しやすいように赤色になっているのでしょうか。「赤」を実用的に使用しつつ、作品としても素晴らしいアクセントとして惹きつける力のある灯台を捉えた一枚でした。
最後に
いかがでしたでしょうか。
赤色をテーマにしたコンテストでしたが、いろんなところに赤が潜んでいることや、赤の持つ効果に気づけたのではないでしょうか。
日常の中の散歩や通勤でも、目に留まった赤を手がかりに、あなたらしい一枚を撮ってみてください。
これから、春になり草木が輝き始め、動物たちが動き始める季節にも赤に注目して、いろんな写真を撮影してみましょう!
今回も、たくさんの素晴らしい作品をありがとうございました。
次のフォトコンテストでも、皆さまの作品に出会えることを楽しみにしています!






