
cizucuが世界中で開催する〈photo poster project(フォトポスタープロジェクト)〉から、オープンコーチングを伴う派生プロジェクトとしてリリースされた〈ppp(pro)〉。
〈ppp(pro)〉は「コミュニケーション」だけではなく、「スキルアップ」にも重きを置いています。写真が好きな人たちが「もっと上手くなりたい」と感じたとき、その一歩目に寄り添えるようなプロジェクトです。
今回は、ppp(pro)に参加したクリエイターのFさんに、お話をお伺いしました。

自己紹介をお願いします!
写真を撮り始めて1年が過ぎました。夜のストリートや逆光など、コントラストが強めの写真が好きです。
初めての写真展参加は2025年5月の〈photo poster project〉。ずっとスマホで撮ってきましたが、〈photo poster project〉への参加をきっかけに、今年6月に思い切ってカメラを購入しました。
今はとにかく撮ることに夢中で、休みのたびに撮影に出かけています。
今回、なぜppp(pro)に参加しようと思ったのですか?
SNSや掲示型の写真展では、どうしても手厳しい批評から目をそらしてしまいがちです。でも、私はもっと美しい写真を撮りたい。そんな中で、講師や参加者の皆さんから講評をいただけるチャンスは学びにつながると思い、ppp(pro)への参加を決めました。

コーチに対して、具体的にどのような質問をしましたか?
自分の写真に対しては、「どこにピントを合わせるか」「好きな構図ばかりになってしまうことへの不安」について質問しました。また、他の参加者の方の写真を通して、「波しぶきなど動きのあるものを撮るためのカメラ設定」についても質問しました。
今回の一枚を選んだ理由は、スマホからカメラに持ち替えたことで、写真の中にフォーカルポイントを意識して作れるようになったからです。奥行きを感じられる一枚を講評してもらって、自分の好きな世界を撮る技術を、さらに磨きたいと思いました。

オープンコーチングでは、どのようなアドバイスを貰いましたか?
駅のホームのカーブの配置バランスを調整すれば、より広がりを感じられる写真になると教えていただきました。私はホームに落ちるベンチの影を際立たせることばかりに意識が向いていたので、「広い視野」と「細部へのこだわり」の両立が必要だと気づくことができました。
実際に参加してみてどうでしたか?
皆さんの前で自分の写真の技術的なこだわりをプレゼンするということは、自分の写真を客観的に分析することにつながると思います。どこに惹かれて撮ったのか、どこを見てもらいたいのか。
参加者全員でその世界を共有し、「もっと良くするためにはどうすればいいか」を一緒に考える。今回のppp(pro)は、そんな貴重な経験ができる素晴らしい機会でした。

ppp(pro)の参加を迷っている人へ
私も、あなたも、誰もがクリエイターになれる。それが〈photo poster project〉や〈ppp(pro)〉の魅力です。 ギャラリートークで、自分の写真のストーリーを語る皆さんを見るのが私は大好きです。もじもじしている人も、ぶっきらぼうな人も、みんな写真が好きなんだ!と思うと、最高にハッピーな気持ちになります。
ぜひ皆さんも参加してみてください!




