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2025.03.07

photo poster project | 「写真が好き」という理由だけで、色々な方と関われる by 月うさぎ | Runa | ISSUE #47

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cizucuが昨年末より全国各地で行っている「photo poster project(フォトポスタープロジェクト)」。cizucuに写真を投稿するだけで、フォトポスターの展示会に参加でき、まだ見ぬフォトグラファー友達と出会うことができます。

今回はphoto poster projectに参加したクリエイターの月うさぎ | Runaさんに、お話をお伺いしました。

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自己紹介をお願いします!

FUJIFILMX-T4を使用していて、景色を撮ることが多いです。

日常の中のありふれた景色でも、今その瞬間しか見られない景色がたくさんあります。同じ道でも、その時の自分の心情によって見え方が全く違うので、その時の自分の見ている景色を大切にしたいと思いながら、写真を撮っています。

参加したきっかけは?

フォロワー数や写真の上手い下手関係なく、「写真が好き」という理由だけで、色々な方と関わることができるという点がすごく魅力的に感じていました。

何度か他の写真展に参加させていただいたこともありますが、自分の写真について語り、相手の写真について話を聞くというのが他の写真展ではなかったので、pppのレポートを読んでいて新鮮だなと思っていました。

実際に、他の会場で開催されたレポートを読んでいると、皆さんすごく楽しそうで、私も他の方と楽しく関わる機会を持てたらいいなと思っていたので、今回は参加したいと強く思っていました!

実際に参加してみてどうでしたか?

まず、A2という大きさで自分の写真を作品として見れることに感動しました。

私は定期的に周りと比べて、自分の写真に自信がなくなることがあります。pppに参加するときがまさにその時期でしたが、会場に行き自分の作品を見た時に、初めて自分の写真に感動し、自信につながりました。

そして、ポスター展示のほかに名刺交換という形で他の展示者の方たちと挨拶もできて、すごく楽しかったです。以前から交流のある方と交換したり、その友だちとも交換させてもらって新たに友だちができたりと、輪が広がっていくのを感じてなんだか温かい気持ちになりました。

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今回その一枚を選んだ理由は?

私は今まで、写真を通して誰かと交流するということがなく、1人で風景写真を撮っていました。 ですが、この日はSNSで知り合った子たちと撮りに行こうという話になり、初めて「誰かを撮る」という経験をした日でした。

風景に誰かが映ることで写真に物語が生まれること。そして、一人では絶対に撮ることができない景色があったことを、そこで知りました。

この一枚の写真は、ポーズをお願いしたわけではなく、スイカを持つ彼女を、カメラを構えた彼が撮影している風景を遠くから見ていて、映画のワンシーンを見ているようで気づいたらシャッターを切っていました。

この日を境に、写真という趣味で人と繋がり、そこから写真にも物語が生まれ、そしてその人たちとの関係が今また続き、またそこから色んな出会いがある。その奇跡のような不思議な巡り合わせたちを実感した日で、私にとってとても大切な日の写真です。

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今回の展示作品

photo poster project参加を迷っている人へ

自分の一枚の写真について、誰かに語るという機会は、あるようでなかなかないと思っています。そして、A2のポスターサイズで自分の作品を見ることができるという感動をぜひ実感して欲しいです。展示後も、自分のお部屋に飾ってみるとまた自分の写真に対しての見方も変わるかもしれません。

pppに参加することで素敵な出会いも必ずあると思いますので、ぜひ参加してみてください!

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