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2025.02.16

photo poster project | 安心して自分の写真の話ができる by Laura Thonne | ISSUE #43

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cizucuが昨年より全国各地で行っていく「photo poster project(フォトポスタープロジェクト)」。cizucuに写真を投稿するだけで、フォトポスターの展示会に参加でき、まだ見ぬフォトグラファー友達と出会うことができます。

今回はphoto poster project(フォトポスタープロジェクト)に参加したクリエイターのLaura Thonneさんに、お話をお伺いしました。

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自己紹介をお願いします!

デザイナーとフォトグラファーをやっているLaura Thonne(トン・ローラ)と申します。ベルギー出身で、2018年に大阪に移住しました。中学校から写真に興味を持ち、学校にカメラを持っていって友達との写真を楽しく撮っていました。2017年からストリート写真をメインに撮っています。

参加したきっかけは?

千鳥文化という場所を初めて聞きまして、とても素敵な場所で、こんな素敵な場所で写真展をする機会がなかなかないので、参加しようと思いました。

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実際に参加してみてどうでしたか?

とっても楽しかったです。写真展はとても暖かい雰囲気で、出展者の皆さんがずっと笑顔で話しやすいことに感動しました。一人ずつ自分の写真を発表することが、このプロジェクトの特徴かなと思いました。

今まで人前で自分の写真について話す機会がなかったので、日本語を忘れるくらい緊張しましたが、皆さんが丁寧に聞いてくれたり拍手してくれたりするので、安心しながら話すことができました。

今回その一枚を選んだ理由は?

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Photo by Laura Thonne

3年前に初めての北海道旅、札幌で撮った写真です。ストリート写真をメインに撮っている私にはこの瞬間を撮ることができてとてもうれしかったです。

ストリート写真は、偶然目の前で起こる一瞬を切り取ることが多いものですが、私自身もそういう場面によく出会います。それでも、カメラを持って街をぶらぶら歩くときは、「こんな瞬間があったらいいな」と意識しながら歩くことが多いです。

この写真を撮ったとき、北海道ではこの道具を使う人が多いものの、一般的にはあまり注目されない存在だと感じていました。だからこそ、もう少し元気に使っている人がいたら面白いのに、と思っていたところ、まさに目の前に現れたのがこのサラリーマンでした。サラリーマンがこの道具を使っている姿は珍しく、とてもユニークな写真が撮れたと思い、今回の展示でぜひ共有したいと感じました。

ストリート写真について詳しく知らない方も多いかもしれませんが、私の作品がそのきっかけになれば嬉しいです。

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photo poster project参加を迷っている人へ

展示したことがない人も、私のように展示に数回参加したことがある人も、あるいは趣味で写真を仕事をしている人も、仕事でしている人も、どんな方にも、cizucuの展示がとてもいい経験になると思います。展示の場所もいつも素敵な場所を選んでいるみたいです。ぜひ、参加してみましょう!

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