
Cover photo by me..
写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Nikon D7000〉を愛用するme..さんが登場。
フィルムからデジタルへと時代が移り変わる中で試行錯誤を重ねたme..さんが語る、〈Nikon D7000〉の魅力や必要な機能だけが備わっている愛機への信頼。スナップ撮影に求められる機能について考え続け、愛機とともに切磋琢磨し、写真を学び続けた経験が導いた本当に必要な機能に迫ります。
〈Nikon D7000〉基本情報
有効画素数1620万画素のDXフォーマットCMOSセンサーを搭載し、高精細な描写力を実現。ISO100-6400に対応し、暗所でもノイズを抑えた撮影が可能で、39点AFシステムにより、高速かつ正確なピント合わせを実現しました。シャッター耐久性は15万回で、堅牢なマグネシウムボディを採用しており、フルHD動画撮影にも対応し、多用途に活躍できます。
カメラとの出会い
私の写真歴はフィルム時代を入れるとかなり長く、初めてカメラに触れたのは中学時代。
その当時は写真とは・・・などとは考えないでただ撮っていたという感じだった。

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そして学生時代が終わり写真との距離は離れていった。
再会
40代の頃、電機店に行きデジタルカメラを初めて見た時、何か衝動のようなものが走りカメラを手にした。その当時、デジタルカメラとは何?という感じで何も分からないまま買ったのが〈Nikon D7000〉だった。
発売(2010年10月29日)と同時に買ったのでデジタル写真歴は今年で15年となる。

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試行錯誤の日々
当時はJPGとRAW、フルサイズとAPS-C、現像ソフト等々、何も分からず試行錯誤していた。
そして、あるサイトに写真を投稿したのを切欠に写真とはという根底的な部分に触れることになる。色々なサイトで自分が興味を惹かれる写真を見付けてはその写真の真似をし自己流で色々な事を学んだ。

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そういう時代に友の様に側にいてくれたのが〈D7000〉であり、写真を学ばせてくれたのも〈D7000〉だった。
愛機とともに
〈D7000〉はAPS-CでありNikonの立ち位置はミドルクラス。
フルサイズの性能の憧れもあったが愛機となった〈D7000〉と共に上位機種を超えた表現をし結果を残そうと切磋琢磨をした。

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色々なコンテストで結果を残し愛機と共に勝ち誇った。
その時カメラとはと考え始め、カメラとは道具であり必要以上の機能はいらないと思い始めた。
必要な機能
上位機種などは色々な機能が満載で憧れもあるが、いざ撮影、特にスナップともなるとそれらに惑わされるという感覚がある。
スナップは直感的にそのシーンを切り取るというのが鉄則だと思っている。
直感的に撮るという場合に撮影者とカメラの間にタイムラグが生じると折角のシーンを逃がしてしまう。

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そういう部分を考えると高機能の上位機種よりは逆にミドルクラスの方が使い手に優しいという部分があり扱いやすい。
その部分に気付かせてくれたのも当時の愛機〈D7000〉だった。
INFORMATION

cizucu認定クリエイター
写真・・・適当、適当、楽しまなきゃ損々。良いのが撮れない時はカメラ置いてもいいし。でもね、シャッターを切る時は超真剣。撮れた写真をお酒飲みながら現像する時はとても幸せ~。
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