この作品は、雨が止んだ直後の、まだ空気中にしっとりとした潤いが残る静寂の時間の中で撮影しました。 ただ綺麗な自然を切り取るのではなく、雨という恵みを受けてきらめく植物の「呼吸」や「生命力」を一枚に封じ込めることを意識しています。 今後は「水滴」や「植物の質感」といったマクロな視点をさらに深めたいと考えています。 人間の肉眼では捉えきれない微細な世界、例えば水滴の中に映り込む反転した風景(リフレクション)などを極限までシャープに捉え、一枚の写真の中に全く別の「小さな宇宙」を作り出すような表現に挑戦したいです。

