コンテストマガジンフォトポスタープロジェクト
ハンブルクの港を見下ろす海辺の展望デッキで海を眺める人々
ハンブルクの港を見下ろす海辺の展望デッキで海を眺める人々

satkyy

「いつまでも遠くへさまよい続けたいのか。見よ、善きものはこんなにも近くにある。幸福をつかむことを学びなさい。幸福はいつも、そこにあるのだから。」(ゲーテ『いましめ』) 今年の8月、祖父から受け継いだライカのカメラと共にドイツとオーストリアを旅した。 強い風が吹くドイツの港町ハンブルク。そこで、思わず記憶に留めておきたい光景に出会った。 人々が何気なく海の向こうを眺める様子は静かで、光に満ちていた。 彼らは近所に住み、いつものように景色を見に来たのかもしれないし、 あるいは旅行でこの街に立ち寄ったのかもしれない。 どちらにせよ、一旅行者にすぎない自分は、海の青さを持ち帰る徒労とも知れず、この善き時間の断片を持ち帰るべく、フィルムに記録したのだった。

2026年9月6日
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