路地のアーケード下で人々が並ぶ香港の商店街の風景

ファン・ホー(何藩)の写真展に足を運んだ。セピアに写った人々の営み、光の差し込みや煙の使い方、現像の仕方。後世に残る写真とはこういうものだというのをまざまざと見せつけられたようだった。 次の日、僕はアメ横を撮った。彼の作品の舞台である香港に少しだけ雰囲気が似ているかもしれない。鉄橋から差し込む光は、彼の写真のソレには到底及ばないけれど、少し重なったのかもしれないとすれば、僥倖というやつだろう。