今回は、世界各地の文化やアイデンティティを写し取るcizucuクリエイターのれむ-Remm-さんに、日本・四国のおすすめ撮影スポットを教えていただきました。
人々の生活や文化が色濃く残る場所を探し出し、その国や地域の本質をカメラに収めることを大切にしているれむ-Remm-さんが選んだ撮影スポットは、いずれもその土地ならではの魅力に溢れた場所ばかりです。
日本・四国を選んだ理由を教えてください
四国は、私の拠点である広島県から車で行くことができ、美しい自然を感じられる場所です。
海、川、山と、すべての自然が調和していて、撮影に訪れるたびにどんどん好きになっていきます。そんな土地をもっと多くの人に知ってもらいたいと思ったのがこの地域を選んだ理由です。
1. 四万十川
四万十川は、高知県の西部に位置する川で、四国最長の川として知られています。そんな四万十川には、特徴的な橋がかかっており、その名を「沈下橋(ちんかばし)」と言います。
沈下橋は増水時に水没することを前提に作られた、欄干のない橋です。建設費を抑えられることや、増水時の流木による被害を防ぐことを目的に、柵などがないシンプルな構造になっています。
地元の人は慣れているのか、車の交通量が意外と多くて驚きました。四万十川にかかる沈下橋はいくつかありますが、その中でも「勝間橋(勝間沈下橋)」という橋へ撮影に向かいました。

Photo by れむ-remm-
撮影のポイント
川の水はとても澄んでいて、周囲を森に囲まれているからか、美しいエメラルドグリーンに輝いていました。青空と緑の森、そしてきれいな川、そのすべてを一枚に収めることができる場所です。
入水撮影も行いました。深い場所では川の流れが速くなっていて危険なので、浅瀬で遊ぶことをおすすめします。

Photo by れむ-remm-
2. 柏島
こちらも、高知県西部の端にある島で、水の透明度が非常に高く、「柏島ブルー」と呼ばれるほど美しい海を持つ場所です。ここでは、運が良ければ野生のイルカに出会うことができ、私も親子のイルカを見ることができました。
島内の街は小さな港町のようなノスタルジックな雰囲気があり、とても心地よかったです。

Photo by れむ-remm-
撮影のポイント
透明度の高い海と港町の雰囲気がとても相性が良く、風景撮影だけでなく、ポートレートにもおすすめの場所です。

Photo by れむ-remm-
3. 四国カルスト
続いては、愛媛県と高知県にまたがる四国カルストです。標高1,400mのカルスト台地で、石灰岩が雨水によって浸食された独特の地形が特徴です。4月下旬 ~ 11月上旬頃までは牛が放牧されていて、広大な大地を自由に歩く牛たちの姿を観察することができます。
ただ、標高の高い山ということもあり、天気はとても変わりやすいです。私が訪れたときも雨こそ降りませんでしたが、濃い霧に包まれていて驚きました。その非現実的な雰囲気もとても魅力的で、たくさん写真に収めました。
夕方には、一面がピンク色に染まる幻想的な景色が広がり、とても素敵な思い出になりました。 また今度、青空の風景を撮影しに訪れたいと思います。

Photo by れむ-remm-
撮影のポイント
広い空と大地、心地よい風を感じながら、その時々の気候も楽しむことができるスポットだと思います。朝・昼・夜と時間によって異なる表情を見せてくれるので、何度訪れても飽きることがありません。
4. 父母ヶ浜
こちらは、香川県にある父母ヶ浜(ちちぶがはま)という海岸です。遠浅の海岸で、潮溜まりに映るリフレクションが美しい場所です。潮の満ち引きや天候、風の強さ(風が強いと水溜まりが波立って、きれいなリフレクションになりません)など、さまざまな条件が影響するため、前述の場所と比べると、少し撮影難易度が高くなります。
この写真を撮影したときは、そうした条件が偶然すべて整っており、理想的な一枚を撮ることができました。

Photo by れむ-remm-
撮影のポイント
遠浅の海岸にできる大きな水溜まりに映るリフレクションが、この場所の撮影ポイントです。 特に、夕方のマジックアワーの時間帯がおすすめです。
私の撮影は、自然と一体になり、背伸びしすぎない“ありのまま”を切り取ることを常に意識しています。四国にも、まだまだ訪れたい場所がありますし、これからも日本各地の自然や、静かで美しい風景を撮影し続けていきたいと思っています。
いかがだったでしょうか。ぜひ、れむ-Remm-さんがおすすめする撮影スポットを訪れて、あなた自身の目でその美しさを体感してみてください。

れむ-remm-
cizucu認定クリエイター
静かに美しく. 98' ooita▶︎hiroshima ☆photographer グループ展、個展、Zine Festa準備中...
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Instagram:@remm_photo


