
cover image by yNAK
デジタル技術の進化にも関わらず、フィルムカメラの魅力は、今も多くの人々を惹きつけています。温かみのある質感とアナログな操作感は、フィルムならではの特別な体験です。
そんな中、「Film Never Die」が新たに発表したカメラ「Nana」は、「使い捨てカメラ」の手軽さと、再利用可能なデザインを融合させた新しいカメラとして注目を浴びています。
今回は、この「Nana」の特徴とその魅力について深掘りしていきます。
フィルム文化の火を消さない「Film Never Die」のビジョン
「Film Never Die」は、フィルム文化の再生をビジョンに掲げています。創設者の〈Gary Wong〉氏は、フィルム写真の魅力を広めるために様々な取り組みを行ってきました。2021年に発売された「Niji」35mmフィルムカメラは、多くのフィルムクリエイターの心を掴みました。「Film Never Die」製品は、初心者からプロフェッショナルまで幅広い層に向けて設計されています。例えば、最新作の「Nana」カメラは、使い捨てカメラの手軽さを持ちながらも再利用可能なデザインを採用しています。

© Film Never Die | Nana
使いやすさを重視した3つのこだわり
「Nana」カメラは、使いやすさを重視した3つのデザインへのこだわりがあります。
まず、フィルムを自動で巻き取る機能が搭載されており、フィルムの取り扱いが非常に簡単です。
次に、ボディは頑丈な金属製で、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
最後に、新しいフォーカスシステム技術を導入しており、風景写真やポートレート撮影でもクリアな写真が撮れます。

© Film Never Die | 作例 Kodak gold 200

© Film Never Die | 作例 Kodak gold 200
シンプルだが高いクオリティを誇る
「Nana」カメラは、初心者でも扱いやすい設計です。固定されたレンズとシャッター速度、内蔵フラッシュなど、基本的な機能が揃っており、AA電池で動き、コンパクトなサイズなので持ち運びにも便利です。フィルムカメラ初心者への配慮が感じられます。

© Film Never Die | 作例 Kodak gold 200

© Film Never Die | 作例 Kodak gold 200
既にクラウドファンディングが開始中
「Nana」の一般販売に向けて、「Film Never Die」はクラウドファンディングを実施中。以下のリンクより詳細を確認することができます。「Kickstarter」のキャンペーンは2024年5月27日まで。興味のあるクリエイターさんはぜひ「Nana」のプロジェクトページをご覧ください。