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HANA-STUDIOが語る | 僕がRollei 35を選んだ理由と、使いこなす楽しさ | Rollei 35 | Knowledge #516

By HANA-STUDIO · 2026年8月21日

連載『私と愛機』
HANA-STUDIOが語る | 僕がRollei 35を選んだ理由と、使いこなす楽しさ | Rollei 35 | Knowledge #516

Cover photo by HANA-STUDIO

HANA-STUDIOが語る | 僕がRollei 35を選んだ理由と、使いこなす楽しさ | Rollei 35 | Knowledge #516

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写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Rollei 35〉を愛用するHANA-STUDIOさんが登場。

手のひらに収まる小さなボディでありながら、35mmフィルムカメラとしての本格的な撮影体験を味わえる〈Rollei 35〉。半世紀以上にわたり写真愛好家を惹きつけてきたこの一台には、単なるコンパクトカメラにとどまらない魅力があります。

〈Rollei 35〉基本情報

〈Rollei 35〉は1966年に登場した35mmフィルムカメラで、当時「世界最小の35mmフルサイズカメラ」として注目を集めました。コンパクトなボディながら沈胴式レンズを採用し、本格的な描写性能を実現しています。

Rollei 35 | 公式サイト

完全機械式だからこそ、長く使い続けられる

30歳という節目に、「これから先も長く使える一台が欲しい」と思い、僕が選んだのが〈Rollei 35〉でした。

〈Rollei 35〉は、僕が初めて自分で購入したフィルムカメラでもあります。世の中には便利で高性能なカメラが数多くありますが、この小さなカメラには、スペックだけでは語れない魅力があります。

使い続けるほど愛着が深まり、写真を撮ることそのものが楽しくなる一台です。

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Photo by HANA-STUDIO

一番惹かれたのは、完全機械式であることです。露出計には電池を使いますが、シャッターやフィルムの巻き上げはすべて機械だけで動きます。つまり、フィルムさえ入っていれば電池がなくても撮影できます。

いつでも写真が撮れる安心感はもちろん、電子基板を多く使うカメラよりも修理できる可能性が高く、きちんと整備を重ねれば何十年先まで使い続けられるかもしれません。

「長く付き合える相棒を持ちたい。」

そう考えていた自分にとって、この構造はとても大きな魅力でした。

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Photo by HANA-STUDIO

フルマニュアルだからこそ、写真がもっと面白くなる

〈Rollei 35〉は、すべてを自分で決めるフルマニュアルカメラで、ピントは目測で合わせて、露出も自分で判断します。最初はピントを外したり、露出を失敗したりすることも少なくありませんでした。

ですが、経験を重ねるほど少しずつ思い通りに撮れるようになり、自分自身がカメラに慣れていく感覚を味わえます。

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オートフォーカスや自動露出では得られない、「使いこなしている」という実感が、このカメラにはあります。撮影そのものが学びになり、一枚一枚を丁寧に撮るようになったことも、〈Rollei 35〉を使い始めて感じた変化でした。

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Photo by HANA-STUDIO

小さなボディに詰まった、大きな魅力

〈Rollei 35〉は、手のひらに収まるほど小さなボディでありながら、35mmフィルムをフルサイズで使用できる世界最小クラスのフィルムカメラです。

そのコンパクトさのおかげで、普段から気軽に持ち歩くことができ、「今日はカメラを持っていこう」と自然に思わせてくれます。

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僕が愛用しているのは、シュナイダー製 S-Xenar 40mm F3.5 を搭載した、わずか3万台ほどしか流通していない初期モデルです。その希少性も、このカメラを好きになった理由のひとつです。

便利なカメラは数多くありますが、〈Rollei 35〉は「撮ること」と「道具を育てること」の両方を楽しませてくれる一台です。

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Photo by HANA-STUDIO

これからも整備を重ねながら、この小さな相棒とともに、日々の景色を記録していきたいと思っています。

Information
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HANA-STUDIO

『あとで役立つ記録の残し方』を考えています
照明メーカーの広報|個人でアーカイブ•プロフィール撮影、ポッドキャストを中心に活動中。
写真というクリエイティブを通して学びと思考とクリエイターたちとの語らいを『記録』していくポッドキャスト番組『写真館の談話室』を運営中。

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