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photo poster project | 子どものまなざしに、かつての自分を重ねて by 창케이 | Issue #273

By cizucu · 2026年8月23日

連載『展示クリエイターの物語』
photo poster project | 子どものまなざしに、かつての自分を重ねて by 창케이 | Issue #273
photo poster project | 子どものまなざしに、かつての自分を重ねて by 창케이 | Issue #273

cizucuが世界中で開催する、都市と日付を選ぶだけで参加できる、フォトポスターの展示会〈photo poster project〉。
私たちが ppp と呼ぶこのプロジェクトは、単なる写真の展示会ではありません。誰もが安心して自分のストーリーをシェアできるコミュニティであり、世界中のクリエイターとリアルな世界で繋がることができるチャンスでもあります。

今回は〈photo poster project〉に参加されたクリエイターの창케이さんに、お話を伺いました。

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自己紹介をお願いします!

こんにちは、창케이です。普段は会社員として、どちらかといえば単調な日常を送っている、ごく普通の会社員です。
父も写真を撮ることがとても好きな人で、私の幼い頃の思い出は、父が撮ってくれたフィルム写真でいっぱいです。その影響もあってか、私自身も高校生の頃から自然とフィルムカメラを使いはじめ、写真を撮るようになりました。

その後、「自分だけの写真を撮りたい」という思いは、自然と旅へとつながっていきました。
そうして少しずつ積み重なった写真を、コンピューターの中に置いたままにしておくのはもったいない気がして、個人写真展やアパレルブランドとのコラボレーションなど、いろいろな形で活動を広げてきました。

창케이さんのポートフォリオ

参加したきっかけは?

これまで旅をしながら、本当にたくさんの写真を撮ってきました。
特別に大きな出来事や、劇的なシーンばかりではありません。もっと別の形で活かしたい、誰かに見てもらいたいという気持ちが大きかったのだと思います。

以前は、写真を展示したり見せたりする機会を、もう少しさまざまなルートで探すことができました。けれど、いつの間にかルーティンのある生活を送る会社員になり、家庭を持つ一人の親にもなって、そうした機会は少しずつ自分から遠ざかっていったように感じていました。

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そんなとき、偶然SNSで ppp のことを知りました。
展示という、ひとりでは簡単ではない活動をサポートしてくれるプロジェクトを通して、自分の写真を展示できること。そして、同じような関心を持つ人たちと自然に交流できること。その点に、とても大きな魅力を感じました。

実際に参加してみてどうでしたか?

退屈に感じる日常や、目まぐるしい育児の中で、少しずつ薄れていっていた以前の自分に、しばらくぶりに会えたような時間でした。
今回は、息子にとっても良い思い出になればという小さな願いを込めて、息子と一緒に参加しました。

ただ、会場に着くまでは、子どもを連れていくことで他の参加者の迷惑になってしまわないか、少し心配していました。

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けれど実際には、その心配とは違って、参加されていたみなさんがとてもあたたかく、私と息子を迎えてくれました。細やかに気にかけてくださっていることも感じられて、とてもありがたかったです。
一方で、子どもの世話をしている間に、もっと多くの方とゆっくり話すことができなかったことは、少し心残りでもあります。

今回その一枚を選んだ理由は?

一見すると些細なことのように見えるかもしれませんが、何かを試したり、挑戦したりしてきた時間は、私にとってとても大きな財産として残っています。
そうした小さな挑戦がひとつずつ積み重なって、今の自分をつくってきました。そして今回、展示に参加する機会にもつながったのだと思います。

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今回の展示作品

挑戦に満ちていた時間を経て、今は少し安定した生活を送っています。けれどこの写真を見ると、世界のすべてを新鮮に見つめていた、あの頃の自分を思い出します。
まるで好奇心に満ちた赤ちゃんのまなざしのように、自分の子どもをはじめ、すべての人が歳を重ねても純粋さを失わず、新しい視点で世界を見つめながら、もっと広い世界を探検していってほしい。

そんな思いを込めて、この写真を選びました。

参加してみて感じたことは?

会場で出会った写真を、展示が終わったあとも身近に感じられるような仕組みがあれば、とても素敵だと思いました。
自分の写真をポスターとして持ち帰れることはもちろん、心に残った誰かの写真をポストカードやポスターとして手元に置けたら、展示の余韻を日常の中でも楽しめるのではないかと感じました。

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参加を重ねる中で増えていくポスターや写真たちも、そのときの出会いや気持ちを思い出させてくれる大切な記録になると思います。そうした写真をもう一度楽しめる機会があると、pppに参加し続ける楽しみもより広がっていきそうだなと思いました。

photo poster project参加を迷っている人へ

モニター越しではなく、展示会場で自分の写真と出会ってみてください。
そして、似たものを好きな人たちと一緒に、その写真について話してみることをおすすめします。

私たちが経験する大きなことは、いつも最初から大きかったわけではないと思います。大きな体験は、取るに足らないように見える、ほんの些細なことから始まるのだと信じています。

プサンでの開催予定
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