〈Meta〉が提供するテキスト中心のソーシャルメディア・〈Threads〉。そこには日々、世界各国から無数の表現が投稿されています。
『find new pieces』は、Threadsに投稿された無数の作品の中から、才能あふれる作品を見つけ出し、その魅力をマガジンで届ける発掘企画です。毎回テーマを掲げ、それに添う作品を世界中から集めることで、まだ見ぬ才能(new pieces)に出会っていきます。
How to join
izucuのThreadsで、ふと投稿される “写真のテーマ” 。
そのテーマに合う “あなたの一枚” を、リプライするだけ。
参加条件はひとつ、cizucuのSNSをフォローです💙
ご応募いただいた作品の中から、
選ばれた方にはcizucu編集部より、メッセージをお送りいたします!
今回は、世界中から寄せられた無数の応募作品の中から、15作品をご紹介します。
それでは、それぞれの視点と感性が息づく素晴らしい作品を見ていきましょう。
『window』
窓は、内と外を分ける境界であり、同時に世界へひらくフレームでもあります。
光を取り込み、風景を切り取り、ときに誰かの気配や生活の温度まで映し出してしまうもの。
曇りガラス越しの輪郭、雨粒が作る模様、夕暮れの反射、夜の室内に浮かぶ影。
一枚の窓の向こう側に、物語がそっと立ち上がる瞬間があります。
あなたが切り取ったのは、どんな『window』でしょうか。
世界に一つしかない、その窓から見える景色を見せてください。
new pieces

Photo by Daichi Keaton
Daichi Keaton
💙 01
cizucu編集部
窓枠の向こうに、緑の匂いまで閉じ込めたような一枚です。ガラス越しのやわらかなにじみが、親子の時間をそっと包み込み、外の世界を指さす小さな手が“これから”を連れてきます。錆びた枠や汚れまで含めて、この窓が積み重ねてきた季節が静かに立ち上がってくるのが印象的な作品です。

Photo by Black_GR
Black_GR
💙 02
cizucu編集部
大きな窓が夕景を切り取り、室内にいる人たちをシルエットとして浮かび上がらせています。ガラスの向こうはやわらかな黄金色、こちら側は影の深さ。そのコントラストが、同じ場所にいながらそれぞれ別の時間を生きているような余韻を残します。伸びた影までもが“窓から差し込む光”の形を語っていて、静かに引き込まれました。

Photo by Zauber2011
Zauber2011
💙 03
cizucu編集部
窓の中に並ぶユニフォームが、そのまま小さなギャラリーになっていて目を奪われました。5、6、7、8という数字のリズムと色の並びが心地よく、外壁の静けさに対して、内側には確かな熱量が息づいています。室内の“好き”が、窓というフレームを通して街ににじみ出る瞬間を、軽やかに捉えた一枚です。

Photo by zuzu
zuzu
💙 04
cizucu編集部
雨粒が流れる窓を通して、街の輪郭がゆっくりと溶けていくように見えます。にじんだ景色の中で、信号の赤だけが芯のある光として残り、窓が“外を見るためのもの”であると同時に、“気配を受け止める膜”でもあることを教えてくれました。天気の重さまで写し取りながら、不思議と心が静まる一枚です。

Photo by Sean Wang
Sean Wang
💙 05
cizucu編集部
窓辺に差し込む光が、室内の静けさをそのまま形にしたような一枚です。格子の影が壁に落ち、外の緑とレンガの色が“今日の天気”を連れてきます。開いた窓が少しだけ風の通り道を作っていて、見える景色以上に、空気の温度まで想像させてくれるのが魅力的です。

Photo by taitai.chun
taitai.chun
💙 06
cizucu編集部
色ガラスの窓が、光そのものを絵の具に変えてしまったような一枚です。赤・青・黄・緑の断片が壁に落ち、窓の外よりも“窓がつくる景色”が主役になっています。開いた一枚が風を通しつつ、影の形を少しだけ崩しているのも心地よいポイント。時間帯によって表情が変わることまで想像させる、鮮やかな窓です。

Photo by bookslope
bookslope
📷 SONY a7C Ⅱ
💙 07
cizucu編集部
窓の格子が“こちら側”と“向こう側”の距離をつくりつつ、オレンジの灯りがその境界をやさしく溶かしています。曇ったガラス越しに見える人影は、表情が読めないぶん想像が広がり、まるで短編映画のワンシーンのようです。外の闇と室内のぬくもり、その対比が静かに胸に残る作品です。

Photo by Crystalclear_1528
Crystalclear_1528
💙 08
cizucu編集部
大きな窓が、夕陽をまっすぐ迎え入れていて圧巻です。ガラス越しの光は眩しいのに、不思議と刺々しさがなく、通路の奥へ奥へと導く道しるべのように感じました。窓枠の縦線と手すりの収束が、視線を一点に集め、そこに立つ人影がこの瞬間のスケールを教えてくれます。光の中へ歩いていく背中まで美しい窓です。

Photo by Fujita.towas
Fujita.towas
💙 09
cizucu編集部
窓が多い部屋なのに、どこか息をひそめた静けさが漂う一枚です。ガラス越しの木々の揺れと、床に落ちる木漏れ日が、時間だけは確かに進んでいることを教えてくれます。崩れた壁や剥がれた天井の質感まで含めて、窓は“外を見る穴”ではなく、この場所の記憶を照らす装置になっています。

Photo by Cha.rles_chen
Cha.rles_chen
💙 10
cizucu編集部
車窓が、遠くの風景をまるごと額縁にしてくれる一枚です。なだらかな丘の稜線や雲の厚みが気持ちよく広がり、走る車の気配は窓枠の黒でそっと抑えられています。外の世界は雄大なのに、どこか“自分だけの景色”として受け取れるのは、窓というフィルターがあるからこそ。旅の途中でふと深呼吸したくなる窓でした。

Photo by Kenneth Eng
Kenneth Eng
📷 FUJIFILM X-T5
💙 11
cizucu編集部
車窓が小さな舞台になっていて、思わず見入ってしまいました。曇りガラスの質感が外の景色をやわらかく遠ざける一方で、こちらに向けて振られた手と笑顔が、距離を一気に縮めてくれます。走る電車の窓は、すれ違いの瞬間を切り取る“額縁”でもあり、偶然の挨拶を生む“きっかけ”でもあるのだと感じました。

Photo by Szopsi
Szopsi
📷 SONY a7 IV
💙 12
cizucu編集部
曲線の窓とバルコニーが連なり、建物そのものが“住まいのリズム”を奏でているようです。夕方の光が壁面をやさしく照らし、窓の白がいっそう際立つことで、室内の気配まで想像させてくれました。通りを歩く人影が小さく入ることで、窓のスケール感と街の時間がきれいに重なっています。眺めているだけで旅の記憶が立ち上がる窓でした。

Photo by WJ_020
WJ_020
💙 13
cizucu編集部
暗がりの中に、窓だけが青を切り取って浮かび上がる構図が印象的です。二つの窓は同じ海を映しながら、左は淡いベールをまとい、右はくっきりとした輪郭で“現在”を見せてくれます。わずかな違いが、距離や時間、記憶の揺らぎまで語っているようでした。静けさの奥に旅情が滲む窓です。

Photo by Max Max
Max Max
💙 14
cizucu編集部
大きな窓が、富士山をまるで絵画のように切り取っていて、息をのみました。室内の落ち着いたトーンと、外の澄んだ青のコントラストが心地よく、窓が“景色を眺める場所”から“滞在の記憶”へ変わっていく瞬間が写っています。テーブルと椅子の気配まで含めて、この窓辺で過ごす時間を想像させる窓でした。

Photo by kobayashi_yuki
kobayashi_yuki
💙 15
cizucu編集部
白い壁に切り抜かれた窓が、外の緑をそっと飾るように配置されていて、とても品のある一枚です。障子の格子とすりガラスが視線をやわらげ、向こう側の暮らしを“見せすぎない”距離感で伝えてくれます。窓の上部がゆるやかに欠けた形も含めて、完璧ではない美しさが残り、静かに深呼吸したくなる作品です。
最後に
いかがだったでしょうか。
『window』というテーマは、世界を見るための“枠”であると同時に、こちら側の気配を映す“鏡”でもあります。今回寄せられた作品からは、窓越しの距離感、光の移ろい、反射や影が生む偶然など、それぞれが見つけた“窓の物語”が確かに伝わってきました。
まだ見ぬ才能(new pieces)を見つけ出すということ。それこそが、本企画を通して果たしたい役割であり、あなたの表現が、より多くの人の心に届くきっかけになることを願っています。
次回のテーマも、ぜひお楽しみに。
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