cizucuが世界中で開催する、都市と日付を選ぶだけで参加できるフォトポスターの展示会〈photo poster project〉。
私たちが ppp と呼ぶこのプロジェクトは、単なる写真の展示会ではありません。誰もが安心して自分のストーリーをシェアできるコミュニティであり、世界中のクリエイターとリアルな場でつながれるチャンスでもあります。
今回は〈photo poster project〉に参加したクリエイターのGENさんに、お話を伺いました。

自己紹介をお願いします!
GENと申します。
もともと写真を撮るのは好きでしたが、社会人になって思い切って一眼レフを購入したところ、まんまとハマってしまい本格的に撮影するようになりました。
最初は友人の撮影に同行して見様見真似でやる程度だったのですが、それでは収まらず、今では公務員として働きながら映像を中心に、ウェディング・風景・モデル撮影などもしています。
また昨年には FPVドローン の民間ライセンスを取得しました。今後はさらに撮影の幅を増やしていければと思っています。
参加したきっかけは?
今回、参加しようと思った理由は「作品の背景を知れる」と感じたからです。
生成AIが普及して、言ってしまえば指示すればどんな写真もできてしまう時代。確かに今までより費用もかからず手間もないし、何より効率がいい。でも、人間味はない。
どんな想い・感情で撮ったのか、なぜこれを選んだのか。嬉しい・楽しい・悲しい・悔しいといった「人間味」のある写真だからこそ、人は惹きつけられる。最近そんなことを感じていたところ、お声がけいただきました。
〈photo poster project〉では一人ひとりが話す時間が設けられていて、展示されている作品のバックグラウンドを知ることができます。「こんな斬新で面白そうな写真展があるのか」と興味津々でした。
なので正直、自分の写真を見てほしい!というよりは、いろんな話を聞いてみたいという “ほぼ見学者” の気持ちで参加させていただきました(笑)。
実際に参加してみてどうでしたか?
とても楽しい時間でした。
なかでも、この写真展では2つのことが印象的でした。
1つ目は、展示者同士の「繋がり」です。
今回はテーマが自由で、しかも一人一枚。風景・動物・スナップ・人物写真と、本当にいろんな写真を見ることができました。展示する方々もさまざまで、写真や映像を仕事にしている人はもちろん、学生の方や主婦の方も会場にいました。
特にびっくりだったのが、共通点が「写真が好き」の一点だけなのに、展示者同士の会話が途切れないこと。そこで自然と「繋がり」が生まれていきました。
喋りすぎて顎が痛くなったくらいですから(笑)。年齢も住む場所も、これまでの繋がりもない。そんな人たちと話す機会は、そう多くはありませんよね。
今の時代、こういう「人間と人間」の会話の機会は、本当に貴重だと思います。話すのが苦手な方でもスタッフの方々がサポートしてくださるので、安心して参加できるはずです。

2つ目は、「知識と技術の宝庫」だということ。
ジャンルがバラバラな写真展の場合、その会場ひとつに知識と技術が一気に集結しています。私は率直に、インスタで見て「いいな〜どうやって撮っているんだろう」と思っていた写真ばかりで、いろんな人にお話を聞けました。
間違いなく、自分にとってあの空間は “お宝の地図がいっぱいある” ような感覚でした。
今回その一枚を選んだ理由は?
この写真は夕暮れ時に浅草で撮ったものです。開催場所が浅草橋だったので、完全に名前で選びました。……が、一応ちゃんとした理由もあります(笑)。
私は普段、人命に携わる仕事をしていることもあり、やりがいもあっていいことももちろんたくさんあります。ただ、そればかりではなく辛い場面も多くあるんです。
そんな中で、夕方の時間帯にすれ違う方々が無事に1日を終えて帰宅するのを見ると、なんだかほっとする自分がいます。

この写真は、初めてそれを感じたときに撮った1枚です。
この帰り道を人々が何を思って歩いているのかは、私には知ることはできないでしょう。しかし、今日も皆しっかり生きて無事に帰れているのは確かです。
私はそんな時間が好きですし、それを写真に収めるのも好きで——誰か1人にでもこれが伝わればと思い、今回はこの写真を選びました。
photo poster project参加を迷っている人へ
もし出展を迷っている方がいれば、ぜひ気軽に参加してみてください。きっと楽しい時間が待っていると思います。

私も今回参加して、純粋に作品を見に来てくれる方だけではなく、撮影側の方々とお話しできて楽しい時間を過ごせました。
またぜひ参加したいと思っていますので、どこかでお会いできることを楽しみにしています。その時はたくさん話しましょう。


