先日まで開催されていたハッシュタグキャンペーン〈#light〉へのたくさんの投稿ありがとうございました。
光源そのものの強さだけでなく、光が被写体の輪郭や質感、空気感をどう立ち上げているかに注目しました。差し込み、反射、拡散、滲みといった光の性格の違いが、画面の温度や視線の流れに、はっきりと表れています。
今回のキャンペーンで集まった作品の中から数作品をフィーチャーし、ご紹介させていただきます。
Editor’s Choice #light

Photo by Andy Chan
Andy Chan
📷 Sony XQ-EC72
cizucu編集部
光源そのものを見せるのではなく、被写体の縁に沿うハイライトで輪郭を丁寧に描いた一枚です。暗部をしっかり残しているので階調の幅が生まれ、必要な情報だけが自然に浮かび上がります。露出を抑えめに整えることで光が主張しすぎず、視線がすっと被写体へ導かれていきます。

Photo by te1frame
te1frame
cizucu編集部
直射光ではなく、反射光や拡散光が空間全体をやわらかく満たし、画面の硬さをほどいています。光が面として広がることで、被写体の存在が穏やかに前に出て、距離が少し近づいて見えるのが印象的です。陰影が消え切らず、わずかな濃淡が残っているため、空間の奥行きもきれいに保たれています。

Photo by @nickydaphotography
@nickydaphotography
cizucu編集部
色温度のニュアンスまで含めて光を捉え、画面のリズムとしてまとめた一枚です。暖色寄りの光が視線の起点と終点をつくり、被写体の存在感を過不足なく引き上げています。ハイライトの扱いが丁寧なので、光の情報量が多い状況でも階調が崩れず、画面全体のバランスがきれいに保たれています。
最後に
いかがだったでしょうか。
光は被写体を照らすだけでなく、画面の構造や感情のトーンまで決めてしまう要素でもあります。次にシャッターを切るときは、被写体に先立って「光の方向」「強さ」「色温度」「やわらかさ(拡散の質)」を眺めて、構図の中でどう活かすかを意識してみてください。
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