Between Light & Shadow
『Between Light & Shadow』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈モノクロ〉です。
色がある世界では、私たちはつい「色」に目を奪われます。けれどモノクロは、色の情報を手放すことで、光と影、かたち、質感、空気感といった「写真そのものの骨格」を際立たせてくれます。
街角の硬い影、窓辺に落ちる柔らかな光、人物の表情に刻まれた陰影、雨上がりの路面が持つ質感。題材は自由です。白と黒、その間にある階調だけで、あなたが見た世界の手触りや物語を表現してください。
コントラストの設計、陰影のリズム、テクスチャの描写、そして余白の使い方まで、色に頼らないからこそ生まれる説得力を、あなたの一枚で見せてください。
インスピレーション

Photo by KBT
KBT
【observer】
cizucu編集部
カーブミラーの中に閉じ込められた世界は、モノクロになることでその境界線がより鮮明に描き出されます。青空や車の色彩を排除すると、見えてくるのは光のグラデーションと完璧な円の構図。日常の何気ない風景も、色というノイズを排除することで、まるで異世界の断片を覗き込んでいるような不思議な感覚を与えてくれます。また、ミラーの隣にひょっこり映る植物はモノクロの世界の中にも小さな生気を感じる温かさを届けてくれています。

Photo by masashi7069
masashi7069
Chinatown in Bangkok
📷 RICOH GR III
cizucu編集部
バンコクの繁華街で撮影した一枚。色彩豊かなネオン街をあえて白と黒で表現することで、街が持つ多くの人のエネルギーが純粋な光の筋へと昇華されているようです。大量の情報を整理し、躍動感を抽出したこの作品は、見る者の想像力を強く刺激します。まばゆい光の背後に潜む静寂や、行き交う人々の物語に思いを馳せる時、モノクロ写真が持つ表現の深さに改めて気づかされます。

Photo by KITA
KITA
📷 Leica M9
cizucu編集部
ぽつんと浮かぶ一つの雲と、住宅街。広い空を贅沢に使った「余白」の美しさは、モノクロだからこそ際立つ静寂を体現しています。家並みのシルエットや電線のラインが、浮遊する雲の柔らかさをより強調し、見る人の心に穏やかな安らぎを届けます。色が明確に想像できるような雲や空の色ですらもモノクロで写すことによってまた違った表情を見せてくれます。

Photo by m*style
m*style
📷 CANON EOS 5D
cizucu編集部
規則正しく並ぶバルコニーと、計算されたかのような配管のライン。建築物が持つ幾何学的なリズムを、モノクロの強いコントラストが鮮やかに際立たせています。色を抜くことで、素材の質感や構造の力強さが前面に押し出され、巨大な現代の彫刻作品のように見えてきます。この1枚からも、建築物自体や大きな建築物を含めた都市風景はモノクロとの相性がとてもいいと言えるのではないでしょうか。

Photo by カケス
カケス
「Condor」
可愛い顔して怖い奴
📷 NIKON Z 6
cizucu編集部
凛とした眼差しと、幾重にも重なる羽の緻密な重厚感。白と黒の対比が、生命の持つ威厳と長い年月を生き抜いてきた質感をはっきりと描き出しています。特に首元の白い毛の柔らかさと、肌の皺の険しさのコントラストは、モノクロ特有の描写力が成せる技ではないでしょうか。生きるものへの深い敬意と、その内面に宿る静かな鼓動をダイレクトに伝える、圧倒的なディテールの力に魅了されます。
コンテスト情報
【開催期間】
2026年4月11日(土) 〜 2026年5月10日(日)
【受賞発表】
2026年5月22日(金)ごろ
【リワード】
cizucuが開催する「photo poster project」無料参加券(2名さま)
【応募方法】
・コンテスト『Between Light & Shadow』を選択
・「応募規約に同意して投稿」をタップ
・投稿内容を選択して作品を応募
【審査基準】
(1) テーマ性:記載のミッションに沿っているか。
(2) 主題性:その写真の中で何を訴えたいか、撮影者の意図が伝わるか。
(3) 表現性:視点・構図・バランス・ピント・色などの表現力はあるか。
(4) 瞬間性:撮影対象のシャッターチャンス・タイミングをものにしているか。
(5) 独創性:撮影場所・被写体などに独自に工夫されたものであるか。

