先日まで開催されていたハッシュタグキャンペーン〈#pattern〉へのたくさんの投稿ありがとうございました。
街中や自然の中に潜む、規則的な模様や不規則ながらも意味を持つデザインに注目した作品が多く投稿されました!
今回のキャンペーンで集まった作品の中から数作品をフィーチャーし、ご紹介させていただきます。
Editor’s Choice #pattern

Photo by kahoru
kahoru
「吊り灯篭」
cizucu編集部
寺院の軒先に連なる灯籠と、瓦屋根をとらえた一枚。この一枚は、日本の伝統建築が持つ「規則正しい反復」の美しさを鮮やかに切り取っています。文化的な意味を持ち、意匠が込められた模様がそれぞれの灯籠や瓦に刻まれており、それらが規則的に並んでいる様子からは、積み上げられた長い歴史からくる重厚さを感じます。現代の建築における反復から感じる美しさは幾何学的な美しさからくるものが多いですが、同じ反復であってもこの一枚からは歴史や文化的な背景からくる美しさを強く感じさせられます。

Photo by yan
yan
リゾートホテル
cizucu編集部
白いホテルの外観を捉えた一枚。白を基調とした壁面と、規則的に配置されたガラスの青みが作り出すコントラストは、清潔感とともに都市の洗練された幾何学的なリズムを感じさせます。一つひとつの窓の奥には異なる生活があるはずなのに、外観としては一つの巨大なパターンへと統合されていく。個と全体の境界線が曖昧になるような、現代建築特有の「整列の美」に気づかせてくれる作品です。

Photo by PAPALIN
PAPALIN
cizucu編集部
モザイクアートっぽく石と共に仕上げられたコンクリートの地面をとらえた一枚。モノクロームに加工することで、個々の石の形や光の反射が際立ち、いろんな模様が見えてくるようです。一見不規則に並んだように見える石たちも、色や形などの情報からの結びつきで特定の意味は持たずとも何かしらの模様に見えてくるようです。特別な場所で撮影されたものではなくとも、日常の中にも小さな発見や気づきが転がっていることに気づかせてくれる一枚です。
最後に
いかがだったでしょうか。
意図的に作られた模様や、不規則なパターンの中から作り出されていく模様、
反復されたモチーフから幾何学的な美しさを感じるものや、歴史的な意味が相まって重厚さを感じるもの、
大きな括りとして同じようなモチーフを撮影していても、写っているものの意味や文化的背景などで私たちが受け取る感覚は大きく異なってきます。
私たちは「規則性」や「模様」に美しさを感じることができ、街中には意識的に気づかずとも多くの計算されたパターンが潜んでいます。
ぜひ、次に外に出て撮影するときには身の回りに潜む私たちの感性を刺激するパターンに注目してみてください!
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