はじめに
『February Diary '26』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈2月の日記〉でした。
〈Diary〉シリーズは、日記のように、日々撮影した写真をその日の出来事とともに投稿するコンテストです。
冬の名残を抱えながら、少しずつ光が春へ向かいはじめる2月。
冷たい空気に頬を染めながら歩く朝の道、凛と澄んだ夜に瞬く星。ショーウィンドウに並ぶチョコレートを眺め、ふと心の高鳴りを感じる瞬間など、足早に過ぎていく日々の中で、立ち止まった一瞬の想い写真に収めていただきました。
冬と春のあいだに揺れるその心情は、きっと今だけの、かけがえのない一枚となるはずです。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品

Photo by Nicky Chan
Nicky Chan
📷 NORITSU KOKI QSS-32_33
cizucu編集部
賑やかなまちと、降り注ぐ柔らかな光。そこには、買い物を楽しむ人や商売をしている人など、飾らない日常の営みが凝縮されています。行き交う人々の活気が伝わり、みているこちらの気持ちまで温まるよう。何気ない一日の風景が、かけがえのない記憶として刻まれている日記のような一枚です。

Photo by Ryohei
Ryohei
26.2.8 嵐山竹林の小径
📷 NIKON Z 8
cizucu編集部
白銀の世界へと姿を変えた、この時期ならではの竹林。その静謐な空気の中を、人力車の鮮やかな朱色が進んでいく、鮮烈な光景を見事に捉えています。天に向かってまっすぐに伸びる竹の荘厳さと、人力車の力強い存在感。両者が美しく引き立て合う光景に、背筋が伸びるような思いがする一枚です。

Photo by danceforallthepain
danceforallthepain
cizucu編集部
はっきりとは見えないけれど、愛おしそうに向けられた視線と溢れる笑顔が印象的な一枚。言葉を超えた深い慈しみや愛情が、写し出されています。その場の温度や、柔らかな空気までもが閉じ込められているよう。この瞬間に溢れていた想いの尊さを伝えてくれるような作品です。
受賞作品

Photo by JasonMusicman
JasonMusicman
Ever since I fell in love with photography, I've enjoyed searching for new places, then inviting friends to go together, and savoring the moment.
I remember we set off at around 5:30 in the morning to film this place. Getting there wasn't easy; we climbed mountains and explored caves before finally reaching our destination.
cizucu編集部
暗闇と霧の中に浮かび上がる、光り輝く橋の造形美。それは、険しい道を越えた者だけが味わえる特別な高揚感までもを物語っています。どこか現実離れした映画のような世界観が目を引きます。情熱と友情があってこそ捉えられたこの光景は、まさにドラマチックな日記の1ページです。

Photo by kahoru
kahoru
「春へのひとしずく」
cizucu編集部
凍てつく寒さの中、竹の先で時を止めたかのような氷の彫刻。滴り落ちる直前の一瞬がズームで丁寧に捉えられ、光を纏い、複雑な輝きを放っています。冬の厳しさが生み出した、偶然の造形美。繊細さと力強さを感じさせる、この時期だけの美しさを収めた一枚です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
皆さんの作品には、2月の日々の中でそれぞれが出会った、素敵な瞬間が収められていました。
澄んだ空気の中の美しさや、日常の中にある人々の温もりなど、冬から春へと向かうこの時期ならではの繊細な表情が、写真を通して丁寧に伝わってくるものばかりでした。
3月の日記をテーマとしたコンテスト〈March Diary '26〉も開催中です。柔らかな春の気配が漂う、皆さんの作品に出会えることを楽しみにしています!


