写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Canon EOS RP〉を愛用するMayumi Heuleさんが登場。
カメラを手にしてから、写真はいつの間にか、自分の内側で起きる感情と静かに向き合うための時間になった。感情と風景が重なり合う一瞬を逃さないために選び続けてきた愛機との関係性。そして、写真を通して自分自身と向き合いながら、誰かの心に寄り添おうとする、その表現のかたちに迫ります。
〈Canon EOS RP〉基本情報
〈Canon EOS RP〉は、キヤノンが2019年に発売したフルサイズミラーレス一眼カメラです。有効約2620万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、ディアルピクセルCMOS AFによる高速・高精度なオートフォーカスを実現しています。コンパクトなボディに本格的な描写力を詰め込み、日常から旅先まで幅広く活躍する一台として、多くのフォトグラファーに支持されています。
自然体でいられる、愛機との関係
学生時代にデジタルカメラを手にして以来、写真は私にとって心の動きを記録し、被写体と、そして自分自身と向き合うための大切な手段となっています。
言葉にしきれない感情や、そのとき感じた空気を、写真というかたちで残していくことが、いつの間にか自分の表現になっていきました。

Photo by Mayumi Heule
現在使用している三代目の愛機は、〈Canon EOS RP〉です。フルサイズでありながら、約485gという軽量さとコンパクトさは、旅先や街歩きはもちろん、日常の中でふと心が動いた瞬間にも気軽に持ち出せる身軽さがあります。
その軽やかさが、私を自然体のままシャッターを切らせてくれるような気がしていて、とても気に入っています。

Photo by Mayumi Heule
気配でつながるふたり
ある旅の途中で、出会った兄弟が真っ直ぐ前へと駆けて行く姿に心を奪われ、思わず夢中でシャッターを切っていたことがありました。

Photo by Mayumi Heule
同じ方向へ走りながらも、お互いの存在を確かめるように、さりげなく気にかけ合いながら進む二人の姿。その関係性の中に、言葉にしなくても伝わる、相手に心を寄せることで生まれる確かな愛の温もりを感じていました。
後から写真を見返したとき、その感情がしっかり写っていたことに、あらためて写真の力を感じた瞬間でもあります。
景色の中に身を置くように
私は、自然や人々のありのままの姿に宿る美しさや、儚い一瞬の中で見つけるささやかな輝きを写真に残したいと思ってきました。
写真を撮る際は、あまりファインダーを覗きません。
自分自身もその景色の中に身を置きながら、被写体と心を重ね、空気感や温度感を五感で感じ取りながら撮影することで、自分の心に正直な一枚が生まれると感じているからです。

Photo by Mayumi Heule
そうして出来上がった写真が、温かな余韻となり、誰かの心にもそっと寄り添うことができればと願っています。

Photo by Mayumi Heule
〈Canon EOS RP〉は、その思いを形にするための、大切なパートナーです。

Mayumi Heule
cizucu:Mayumi Heule
Instagram:@mayumi_h____

