2026年2月11日に誕生22周年を迎えた〈Flickr〉。蓄積された膨大なメタデータは、クリエイターが今、世界をどのように捉えているかを物語っています。
2025年に最も使用されたタグは「2025」でしたが、色の表現において「green」が前年比45%増と急増し、第2位にランクインしました。続いて「red」も25%増加しており、光り輝く森や朝露のマイクロショットなど、自然界の鮮やかな色彩に多くの視線が注がれています。

Photo by Geyao Grace Chen
変化する機材とブランドの動向
2025年のメタデータからは、伝統と革新が交差する機材の生態系が見えてきます。ブランド全体では〈Nikon〉が根強い支持を集める一方で、モデル別のランキングではミラーレス機とスマートフォンの台頭が鮮明です。

Photo by shizuku
2025年に最も使用されたカメラモデルは〈Canon EOS R6 Mark II〉となり、次いで〈Sony a7 II〉、〈Apple iPhone 16 Pro〉、〈Nikon Z6 II〉がランクイン。クリエイターが自身のスタイルに合わせ、最適な道具を選択していることが伺えます。
スマートフォンと専用機の共存
2024年から2025年にかけての統計を振り返ると、〈Apple〉が約32%という高いシェアを維持しています。2024年の単一デバイスでは〈Apple iPhone 13〉が最多となり、専用機では〈Canon EOS R5〉が首位を獲得しました。
特筆すべきは、〈Panasonic〉や〈Olympus〉などのマイクロフォーサーズ機も、ネイチャーやストリート撮影において依然として高い人気を誇っている点です。機動力を重視する現場では、小型軽量なシステムが創作の可能性を広げています。

Photo by yuriwochi
創作がピークを迎える瞬間
機材の背後には、常に人の営みがあります。2025年5月17日は、年間で最も多くの写真が撮影された日として記録されました。何千、何万という人々が同じ日にそれぞれの場所でシャッターを切った事実は、私たちの創作意欲が目に見えないところで誰かとつながっていることを教えてくれます。

