レンズ交換式カメラの魅力でもあり悩みでもあるのが、レンズ選びです。カメラをはじめたばかりのときは、35〜50mm程度(フルサイズ換算)の焦点距離をカバーする、標準画角と呼ばれるレンズを使うことが多いと思います。あるいは、キットレンズで100mm前後の望遠域をカバーするレンズを扱う人もいるかもしれません。
さらにもう少し慣れてくると、肉眼では追えないような被写体を大きく撮ってみたいという気持ちに気づくかもしれません。もしそんな気持ちがあるなら、300mm以上の超望遠レンズを検討する頃合いです。
選び方が難しい超望遠レンズ、どんな観点があるのか一緒に見ていきましょう。
超望遠レンズの基本の「キ」
「超望遠レンズ」という単語に明確な区分はありませんが、一般的には300mm以上の望遠レンズを指すことが多いようです。野生動物や飛行機、スポーツ撮影など、容易に近づけない被写体を大きく撮影したい場合に使用されます。
遠くのものを大きく写し撮ることができるのが一番のメリットですが、焦点距離が長いほど手ブレを起こしやすかったり、最小F値が大きいことが多いなどといったデメリットも存在します。

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また当然ながら画角が狭くなるため、なんでも写せる便利なレンズではありません。
自分の使用用途に合ったレンズを選ぶようにしましょう。
被写体に合わせた焦点距離を選ぶ
超望遠レンズは全ての焦点距離をカバーしようとするのではなく、自分の撮影目的に必要な焦点距離のレンズを選ぶといいでしょう。
例えば300mm程度の焦点距離であれば、電車や飛行機のような、被写体自体が大型のものを撮るのに向いています。圧縮効果を使って大きな被写体の全体を写し撮ることで、迫力満点の写真が撮れます。

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もしも野鳥撮影をしたい場合は、焦点距離をもう少し伸ばして500〜600mm程度のレンズを活用するといいでしょう。カワセミのような小さな被写体でも、その毛並みまで確認できる鮮明な写真になるはずです。
サードパーティー製を活用する
超望遠レンズは高価なことが多く、カメラメーカーの純正レンズを購入するのは少し敷居が高いかもしれません。そんなときは、サードパーティー製のレンズを検討するのも選択肢です。
例えば〈TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD〉や〈SIGMA 150–600mm F5–6.3 DG DN OS〉といったレンズは、純正よりも安価なことに加え、一般的な超望遠ズームレンズよりもやや高いズーム倍率をもつ魅力があります。

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ズーム倍率が高いと、それだけ多くの被写体に対応しやすくなるメリットがあります。
超望遠レンズは決して手軽な存在ではありませんが、被写体との距離や向き合い方を大きく変えてくれる一本です。これまで届かなかった景色や一瞬の動きが、新しい表現として目の前に現れるかもしれません。

