写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの価値観や撮影スタイルが映し出されます。今回の連載では、〈Nikon Z6 III〉を愛用するmasaさんが登場。
数値や比較を超え、〈Nikon Z6 III〉を「相棒」として使い続ける理由はどこにあるのか。スペックでは測りきれない使い心地と、撮ることへのまっすぐな姿勢。性能と愛着をどう行き来しながら、このカメラと向き合っているのかを紐解きます。
〈Nikon Z6III〉基本情報
〈Nikon Z6III〉は、有効画素数約2,450万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。優れたAF性能、最大14コマ/秒の高速連写、そして高精細なEVFなど、ハイアマチュアからプロまで幅広く支持されるオールラウンダーな一台です。
比較の中で見えてきた視点
〈Canon R6 Mark III〉が発表された時は、正直心が揺れました。また〈SONY α7V〉のときも同様です。2024年に発売された〈Nikon Z6 III〉がぼくの愛機ですが、2025年に新たに発売された前述の2機種の方が、同価格帯でありながらもスチル性能に優れるカメラだったためです。

Photo by masa
〈Nikon Z6 III〉は連写性能において少し不便さがあります。30コマ/秒以上のハイフレームキャプチャやプリキャプチャにおいては、RAW記録ができないためです。

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だからこそ分かった、自分の軸
またAF性能についても、〈SONY〉や〈Canon〉の機種と比べると、瞳への追従精度にはわずかな差を感じる場面があります。
とはいえ〈Nikon Z6 III〉のAFが不足しているというわけではなく、日常的な撮影では十分すぎるほどの性能を備えています。

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それでも他機種に触れることで、「ここまでできるのか」と感じる瞬間があり、自然と憧れの気持ちが生まれたのも正直なところです。比較するからこそ、自分がカメラに何を求めているのかを改めて考えるきっかけになりました。
性能だけでは語れない「心地よさ」
しかし、それでも僕は〈Nikon Z6 III〉を使い続けたいと思っています。それは性能だけでは語れない使い心地の良さが理由です。
例えばEVFを覗いた時の没入感。ミラーレスカメラ特有の小さいディスプレイを見ている感が全くなく、撮影に集中して臨めます。

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あるいはシャッターレスポンスや堅牢性の高いボディなど、外にたくさん持ち出して撮影したいという気分にさせてくれるカメラでもあります。
スペックが多少ライバル機にビハインドであっても、〈Nikon Z6 III〉は僕にとって愛すべき相棒であることに変わりません。性能だけでは語れない魅力を感じさせてくれるカメラだからです。

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masa
カメラのある暮らし。撮りに行きたいものと取っておきたいもの。
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