写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈SONY FE 35mm F1.4 GM〉を愛用する fujikkoさんが登場。
子どもとの日々を丁寧に写し取り、かけがえのない瞬間を積み重ねていくfujikkoさんが語る、35mm単焦点レンズが映し出す、「等身大」の視点とその特別な魅力。何気ない日常が、写真を通して特別な記憶に変わる瞬間に宿る美しさと、写真を見返すたびに蘇る感情の記憶のすべてを支えるレンズとの関係について語ります。
〈SONY FE 35mm F1.4 GM〉基本情報
35mmの焦点距離にF1.4の明るい開放絞りを備えた大口径単焦点レンズ。10群14枚構成で高い解像力と美しいボケを実現し、11枚羽根の円形絞りで滑らかなボケ表現が可能です。最短撮影距離0.27m(AF時)で近接撮影にも対応しており、約524gの軽量設計で携帯性に優れ、高速・高精度なAF性能により幅広いシーンで活躍します。
等身大の視点で切り取る日常
35mmという画角は、私にとって“等身大”の視点で日常を切り取ることができる特別な一本です。
寄ることも引くこともできる柔軟さがあり、自分の目で見ているような自然な距離感で世界を写せます。

Photo by fujikko
どこまで写すか、何をあえて外すか、構図を考える面白さもあり、美的感覚を育ててくれるようなレンズです。
子どもと過ごす時間に寄り添って
子どもとの日々を写すとき、この画角が映し出す景色に何度も助けられてきました。

Photo by fujikko
何気ない日常が、写真になることで特別に感じられる。たとえば、ある日の夕方、公園で息子とシャボン玉遊びをしていたときのこと。
シャボン玉に夢中になる息子の笑顔、そのまわりをふわふわと舞う光の粒、そして夕焼けがにじむ空気の色。

Photo by fujikko
35mmのレンズは、その楽しげな姿と、黄昏時のやさしい雰囲気をまるごと残してくれました。
写真が教えてくれること
ただ楽しいだけじゃない、空気感や感情までそっと写し込んでくれる。それがこのレンズの力だと感じています。
そして写真を見返すたびに、「あのとき感じた気持ち」が鮮やかによみがえってくるのです。

Photo by fujikko
私の日常は、子どもと過ごすかけがえのない瞬間の連なりです。35mmは、その一瞬一瞬をそっとすくい取ってくれるような一本。
だからこそ、私はこの画角に何度も心を預けてきました。

fujikko
cizucuオフィシャルクリエイター
家族と思い出を物撮りします
cizucu:fujikko / @fujikko
Instagram:@i.am.fujkko

