はじめに
『November Diary '25』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈11月の日記〉でした。
日記は、自分の人生や経験を記録する貴重な手段です。振り返ることで、自分の成長や変化を客観的に捉え、新たな洞察を得ることができます。
風が冷たくなり、街の色が少しずつ落ち着きを帯びていく。鮮やかだった木々の葉も舞い落ち、冬の気配がほんのりと漂いはじめる11月。
季節が歩みを緩め、静けさを取り戻すこの時期には、時間の流れを感じる美しさがあります。
過ぎゆく秋、訪れる冬。その狭間で見つけた静かな瞬間を日記として写真に残していただきました。それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品

Photo by S.Yasu Photo
S.Yasu Photo
11月18日ーー
積雪に輝く銀杏の落ち葉
北海道伊達市・有珠善光寺
📷 NIKON Z 8
cizucu編集部
雪の白とイチョウの黄色がはっきり分かれ、季節の境目を感じられる1枚です。偶然重なった色と質感が、この日の空気感をそのまま映しているかのようです。

Photo by achansan
achansan
📷 NIKON Z6 Ⅲ
cizucu編集部
霧が水面と山の境界をぼかし、自然が醸し出す迫力を感じることができます。人の存在が小さく映り、自然の広さと静けさがより強調されています。

Photo by tomitomi_otomi
tomitomi_otomi
葉っぱがスキ
蜘蛛の糸を使っての空中遊泳
最後の雄姿を見せてくれていました。
📷 PENTAX K-3
cizucu編集部
枯葉が空中に留まり、動きが止まったかのように見えます。秋が終わり、冬を感じさせるような自然の一瞬が切り取られたかのようで、素敵な一枚でした。

Photo by yuta
yuta
📷 FUJIFILM X-T5
cizucu編集部
夕暮れの斜面を歩くふたりの影が、淡い空の色に浮かんでいます。姿形だけが静かに残り、その一日をそれぞれに生きていることだけが確かに感じられるような一枚です。
受賞作品

Photo by mumei ksm
mumei ksm
📷 Canon EOS 6D Mark II
cizucu編集部
雨上がりのベランダでシャボン玉が静かに浮かび、子どもの仕草がその瞬間をやわらかく切り取っています。日常の片隅にある愛らしい時間が、心をスッと癒してくれるような一枚でした。

Photo by yNAK
yNAK
この時見た鳥取砂丘の夕景は
記憶に残るシーンのひとつ
📷 NIKON D50
cizucu編集部
広い空に淡い色がゆっくりと溶け、遠くに小さく寄り添う影が佇んでいます。ほとんど何も語らない光景の中に、ふとひとつの時間の輪郭が生まれるかのようです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「11月の日記」をテーマに集まった写真たちは、秋から冬へと移ろう季節の境目を、静かに、そして丁寧に写し取っていました。空中に留まる枯葉や夕暮れに伸びる影など、どの作品からも、時間が少しだけゆっくり流れる11月ならではの空気が感じられます。
何気ない日常や旅先の風景の中にある、言葉にしきれない静かな感情が、日記のようにそっと刻まれています。
〈Diary〉シリーズは今後も続いていきますので、12月のコンテストにもぜひ投稿してみてください!


