〈Instagram〉が2025年12月、テレビ向け新アプリ「Instagram for TV」のパイロット提供を米国で開始しました。これにより、スマートフォンで親しまれてきた短尺動画「リール」を、「Amazon Fire TV」を通じてテレビの大画面で視聴できるようになります。
〈Meta〉はこの取り組みについて、リールを「一人で見る体験」から「一緒に楽しむ体験」へ広げることを目的としており、短尺動画の視聴スタイルそのものを再定義しようとしています。
リールをテレビ向けに最適化した新UI
「Instagram for TV」では、リールが音楽、スポーツ、コメディ、トラベル、トレンドといったジャンル別の「チャンネル」に整理されて表示されます。一度動画を選ぶと次のリールが自動再生され、スマホのようにスクロール操作をする必要はありません。

最大5つのアカウントを1台のテレビで切り替えられるため、家族それぞれが自分好みのリールを楽しめる設計になっています。
IGTVとは異なる、短尺動画に特化した戦略
今後はスマホをリモコン代わりに使う機能や、友人と共有できるフィードなども検討されており、〈Instagram〉はテレビを新たな重要視聴デバイスとして本格的に取り込みつつあります。

今回のTVアプリは、2022年に終了した長尺動画サービス「IGTV」とはまったく異なる位置づけです。「Instagram for TV」はあくまでリール専用で、〈YouTube〉が強みを持つテレビ視聴領域に短尺動画で挑む形となります。

