はじめに
『What I Feel』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈私の気持ち〉でした。
ふとした瞬間に湧き上がる、ことばにしづらい感情があります。
誰かと過ごす時間のぬくもり。
静かな夜に感じる不安や安らぎ。
季節の移ろいに胸がきゅっとなる感覚。
ふと立ち止まってしまうような、心のさざめき。
「気持ち」は目には見えませんが、ふとした風景や所作の中に、
あなた自身の感情が、そっと現れることがあります。
うれしい、かなしい、さみしい、たのしい、いとしい。
うまく言葉にできない気持ちを、あなたの感じたままに切り取ってみませんか?
光でも、影でも、色でも構いません。
「What I Feel」を、ぜひ表現してください。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品

Photo by madoka
madoka
日常の一部
cizucu編集部
カーテンの隙間から差し込む光と、その柔らかな影。一日のはじまりか、それとも終わりか。どちらとも言える曖昧さの中に、静けさとぬくもりが共存しています。言葉にしづらい「心の奥のざわめき」を、光と影だけで語ってくれているように感じました。

Photo by ばっち
ばっち
いつもある日常が常に続いていく。
そんな平穏な毎日はしあわせだ。
📷 PENTAX KP
cizucu編集部
鮮やかな赤の観覧車と、淡いピンク色の空の対比が、なんとも夢のような情景をつくり出しています。観覧車は楽しい記憶や、少し切ない思い出を運んでくれる存在。非日常的な彩度と構図によって、心の奥に眠っている“忘れられない感情”を呼び起こす一枚だと思いました。

Photo by takaomikim
takaomikim
📷 FUJIFILM SP-3000
cizucu編集部
開いたドアの向こうに見える笑顔は、日常のひとこまのようでありながら、特別な時間を切り取ったような温もりを感じさせます。荷物に囲まれた姿や少し照れたような表情からは、旅の途中にふと訪れる安心感や、大切な人と過ごす穏やかな喜びがにじみ出ています。
受賞作品

Photo by Sakino
Sakino
📷 FUJIFILM X-S20
cizucu編集部
真夏の象徴であるひまわり。ですが、その花はすでに盛りを過ぎ、少しうつむくような姿に。鮮やかな青空とのコントラストは、過ぎ去った季節の余韻や、時間の流れに伴う切なさを感じさせます。終わりと続き、強さと儚さが同居する瞬間を映し出しているように思いました。

Photo by mumei ksm
mumei ksm
投影
📷 Canon EOS 6D Mark II
cizucu編集部
無邪気さの中に、少し大人びた仕草が混じり合い、そのアンバランスさが「いま」という瞬間の愛おしさを強く感じさせます。モノクロのトーンが、時間を止めたかのように感情を浮かび上がらせ、ただ楽しいだけではない“成長の途中にある複雑な気持ち”を映し出しているようにも思います。心をそのまま差し出すような率直さが、この作品の大きな魅力だと感じました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回のテーマ「私の気持ち」には、ことばにしづらい感情や、ふとした瞬間にあふれる心の揺らぎが多く寄せられました。
光や影、色や仕草が重なり合い、写真だからこそ表現できる、皆さんの「気持ち」が映し出されていたように感じます。
写真は、写した人の心と、見る人の心を静かにつなぐもの。それぞれの作品から伝わる温度や息づかいが、この場を通じて多くの方の心に響いたのではないでしょうか。
これからも、皆さんの心を映した一枚に出会えることを楽しみにしています!


