〈Adobe〉は2024年度に215億ドルを超える収益を上げ、2025年も第3四半期で59.9億ドルの売上を記録しました。〈Lightroom〉や〈Photoshop〉へのAI機能統合により、写真編集やデザインのワークフローは大きく変化しています。
しかし、株式市場はこの好調を楽観視していません。モルガン・スタンレーは2025年秋、Adobe株を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げし、AI分野での成長スピードが競合他社に劣る点を懸念しました。

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Fireflyとサードパーティ製AIモデルの共存
〈Adobe〉の生成AI〈Firefly〉は、Adobe Stockやパブリックドメインのデータで学習しているため、商用利用が保証されている点が特徴です。さらに2025年には〈Photoshop〉で〈Google〉など他社製AIモデルを選択できるようになり、クリエイターは表現の幅を広げられる環境を得ました。

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ただし、〈Firefly〉は写実的なポートレートや風景に強い一方、抽象的・芸術的な生成では〈Midjourney〉などに後れを取るという評価もあります。そのため、私たちクリエイターは「どのモデルを、どの場面で使うか」を見極める力が求められています。
クリエイターにとってのAI時代の価値とは
AIが生成や補完を担う時代において、クリエイターの役割は「素材を創り出す存在」としてさらに重要になります。AIに適した構図や照明を意識した撮影、あるいは「ここはAIに委ね、ここは自分で仕上げる」という判断が、新しいクリエイティブの基盤になるでしょう。

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〈Adobe〉のAIは代替ではなく共創のパートナーです。市場が収益化の遅さを疑問視する一方、私たちクリエイターにとっては、自らの写真を核にした表現の可能性を広げるチャンスが広がっています。

