はじめに
『Days With Color』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈色のある日々〉でした。
気ない日常の中で、ふと目にとまる色があります。
朝の光に透けるカーテンの白。
道端に咲いた花の赤。
食卓に並んだ果物のオレンジ。
誰かの服の青、夕暮れに染まる空のグラデーション。
色は、感情や記憶と結びつき、私たちの暮らしを彩ってくれています。
あざやかでも、淡くても、どんな色でも歓迎です。 言葉の枠を越えて、仕草や動きなど、色を感じさせる行為もぜひ表現してください。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品

Photo by mame
mame
Location: 東京都
Camera: GR3
📷 RICOH GR III
cizucu編集部
電車の窓越しにふと現れた一瞬の光景。黄色い車体と車内に差し込む光が呼応し、日常が絵画のように切り取られています。優先席のサインやポスターまでもが物語の一部となり、都市の色彩が静かに語りかけてくる作品です。見慣れた景色の中にも、色が思わぬ物語を紡ぎ出す瞬間があることを教えてくれました。

Photo by Kyu
Kyu
📷 NIKON E3100
cizucu編集部
食事を終えたあとの青い皿が、鮮やかにテーブルの上で存在感を放っています。残されたソースや小さな容器までもが色彩のアクセントとなり、日常の余韻を静かに物語っています。誰かと過ごした時間の痕跡が、ありふれた食卓を一枚の風景画へと変えてくれる作品でした。

Photo by danceforallthepain
danceforallthepain
cizucu編集部
爪に施された赤いペディキュアが、布団の花柄やシーツの柔らかな質感の中で鮮やかに浮かび上がります。寝起きの無防備な一瞬が、色によって静かに際立ち、日常の親密さをそのまま切り取ったような作品です。何気ない仕草の中にも、色が心に残る余韻を与えることを気づかせてくれました。
受賞作品

Photo by takaomikim
takaomikim
📷 FUJIFILM SP-3000
cizucu編集部
黄色いタイルに射し込む光と、窓辺に並ぶ植木鉢。どこか懐かしい台所の風景が、日常の中に潜む色の豊かさを映し出しています。洗い物や調理器具の残り跡までもが、暮らしの 息づかい を伝えてくれる。日常の色には、記憶の匂いや質感までも思い起こさせてくれることを感じさせる作品でした。

Photo by saku
saku
心躍る3色
cizucu編集部
水に浮かぶナスやオクラ、トマトの鮮やかな色彩。光を受けてきらめく水面が、まるで野菜たちを祝福しているかのようです。調理の前のほんの一瞬にも、色は力強く存在し、生活の美しさを浮かび上がらせます。何気ない台所の風景が、色を通して命の瑞々しさを伝えてくれる作品でした。
最後に
いかがでしたでしょうか。
皆さまの写真を通じて、あらためて「色」が暮らしにもたらす力を教えてもらいました。
鮮やかでも、淡く溶け込むような色であっても、その一つひとつが記憶や感情と結びつき、日々をかけがえのないものへと変えていきます。
これから目にする風景の中でも、きっと私たちは色を探し、そこに新しい物語を見つけることでしょう。
これからも、皆さまの「色のある日々」が広がっていくことを楽しみにしています。


