スマートフォン写真に、あの名機の空気感を──〈Leica〉がiPhone用カメラアプリ『Leica Lux』に導入した新機能「Artist Look」は、まるで映画のような感情的な写真表現を可能にする注目のアップデートです。
第一弾として登場したのは、英国の写真家〈グレッグ・ウィリアムズ(Greg Williams)〉と共同開発された「Greg Williams Look」。彼の象徴的なスタイルを再現し、Kodak Tri-X 400のようなクラシックなフィルムの風合いを、誰でも指先で呼び出せる時代が到来しました。
“映画のようなリアル”を手のひらに
〈グレッグ・ウィリアムズ〉は〈ダニエル・クレイグ〉や〈マゴット・ロビー〉らを撮影してきた名手。彼の写真は、作り込みすぎず、むしろ現実の空気感を大切にする“シネマティック・リアリズム”が特徴です。

©︎ Leica
今回の「Greg Williams Artist Look」は、そんな彼の美学を忠実に反映。過剰な加工や鋭すぎるシャープネスを排し、あくまでも自然なコントラストと色調で、写真そのものの力を引き出してくれます。
モバイルで叶える、名手の表現力
『Leica Lux』は、28mmや35mmのSummilux、50mmのNoctiluxなど伝説的なレンズを模したデジタルシミュレーションを搭載する、ハイエンドなモバイルカメラアプリ。今回のアップデート(v1.7)では、「お気に入りルック」機能も追加され、撮影スタイルの一貫性を保ちたいユーザーにとって利便性が向上しています。
さらに今後、〈Leica〉のFOTOSアプリにも本ルックが統合予定で、iPhoneとLeicaカメラの垣根を越えた統一的なビジュアル表現が可能になります。
新しい視点を探すためのヒント
このアップデートを活かすなら、「陰影のあるポートレート」や「光と影が交差する街角スナップ」など、光が語るストーリーに注目した撮影を試してみてください。また、過去にTri-X 400で撮った写真を見返し、その空気感を再現する“再解釈撮影”も面白いアプローチです。

Photo by takuokaneko
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