世界中のクリエイターの感性や思考を深掘りする『ISSUE』。新たなインスピレーションのきっかけに。今回は、京都を拠点に活動するスナップフォトグラファー・Yukihiroさんへ10の質問を通して、レンジファインダーで切り取る一瞬の美しさと、写真に込められた記憶の重なりに迫ります。

Yukihiro
cizucu official creator
cizucu:Yukihiro
Q1. あなたについて
cizucuオフィシャルクリエイターのYukihiroです。京都を拠点に日々撮影をしています。

Photo by Yukihiro
仕事の兼ね合いで嵐山の風景や催しの撮影をさせて頂くことも多いですが、主には京都のまちを歩きながら、日常のスナップを楽しんでいます。
Q2. あなたが初めて写真を撮った記憶について教えてください
初めて写真を撮ろうと思ったのは25年前の海外旅行でフィルムカメラを購入した時です。何の知識もなく、とりあえず安い物にしておこうと2,000円程で買いました。

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簡単な説明書しかなくドキドキしながらフィルム装填した記憶があります。海外の街並みをスナップした時に、写真を撮る事の楽しさを知りました。
Q3. あなたが今、写真を好きな理由を教えてください
今はレンジファインダーで撮影する所作が好きです。失敗も多いですが、距離計だけ合わせてのノールック撮影もおもしろく、予想外の結果が出た時には心の中で喜びの声を叫んでいます。

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また、仕事で人物を撮る事も多くあり、その方やご家族に喜んで頂ける事も写真が好きな理由のひとつです。
Q4. あなたが写真から離れたいと思った記憶について教えてください
新しくレンズを購入した最初の撮影で川に落とし、修理不可の結果を聞いた時です。“写真から離れたい“というより、カメラを持つ事が怖い時期がありました。高くつきましたが、より機材を丁寧に扱うようになった勉強代と思うようにしています。

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Q5. あなたが人生で最も幸せを感じた記憶について教えてください
幸せな事はたくさんありますが、写真について限定すると、ある方の日常を撮らせて頂き、それを遺影に使って頂いた事です。遺影と聞くとネガティブなイメージもありますが、その人らしさを永遠に残す事ができますので、あの時、あの瞬間に撮れて良かったと今でも思います。
また各種撮影のご依頼を頂き、満足して頂ける結果となった時は、写真をやってきて良かったと幸せに感じます。

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Q6. あなたが人生で最も怒った記憶について教えてください
雨の夜、自転車で帰宅途中にマンホールでスリップして右手首を派手に折ってしまった時に、自分自身に対して怒りが込み上げてきました。せめて『道に飛び出した子猫を助けようとした』とかいうエピソードで骨折したならかっこよかったのに…。
Q7. あなたの人生が変わったと感じる経験について教えてください
13歳の頃からギターを習っていましたが、先に記載した骨折の後遺症で弾けなくなりました。そこで元々趣味だったカメラを本格的に勉強してみようと、フォトマスター検定を受けたり、GANREFというサイトでさまざまなフォトグラファーの作品を拝見して学びました。

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ギターからカメラに変更した事で、また世界が広がったと感じています。
Q8. あなたの生活のルーティンを教えてください
どこに行くにもカメラを持ち歩き、スナップ撮影をしています。できるだけ毎日撮影し、日記のように写真を残すようにしています。

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日常スナップのレタッチは時間が無いので、撮って出しかスマホアプリで済ませてしまう事が殆どです。
Q9. あなたに影響を与えた人物について教えてください
高校時代からの友人には多くの影響を受けました。何かひとつの事にこだわり出すと、とことん突き詰めて目標を達成してしまう。そのバイタリティは一緒にいて大変刺激的でした。

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写真を続けられている事も、友人の影響を受けていると感じます。
Q10. あなたに影響を与えた本について教えてください
写真集ですが、ソール・ライターは特に好きで、日常でも90mm、135mmレンズを持ち出しスナップを撮る事が多いです。いつか京都でソール・ライターのような作品が撮れたらいいなと思っています。

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