
Cover photo by ksk_1990
スマートフォンでの写真編集が、ついに新たなステージへ。
〈Adobe〉がついに「Photoshop for iPhone」をリリースし、スマホユーザーでもプロレベルのレタッチやデザインが可能になりました。レイヤー編集、生成AI、直感的なUIを備え、幅広い編集ニーズに応える「Photoshop for iPhone」の魅力を深掘りします。
モバイルに最適化されたPhotoshopの進化
〈Photoshop〉はこれまでデスクトップやiPad向けに展開されてきましたが、今回のiPhone版は、モバイル向けにゼロから設計されたUIを採用。

©︎ Adobe
スマホの小さな画面でも快適に操作できるよう、ツールは画面下部に整理され、レイヤーパネルもコンパクトに配置。新機能「タップ選択」により、ワンタップで被写体や背景を簡単に選択・編集できます。
生成AI機能がより充実
無料版でも基本的な編集機能が備わっており、レイヤー、マスク、ブラシツール、スポット修復ツールなどが利用可能。

©︎ Adobe
さらに、〈Adobe〉のAI〈Firefly〉を活用した生成AIツール「Generative Fill」や「Generative Expand」も搭載され、写真の一部を自動補完したり、空白を埋めるといった高度な編集もスマホで実現。
クラウド連携でどこでも作業が可能
「Photoshop for iPhone」はクラウド機能を活用し、デスクトップ版やWeb版とシームレスに連携。外出先でスマホで編集したデータを、帰宅後にPCで仕上げることも可能です。

Photo by 住吉音香
有料プラン($7.99/月)に加入すれば、さらに多くのフォントや高度なAIツールが使用可能に。スマホだけで本格的なクリエイティブワークが完結する時代が到来しました。