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2024.11.10

出雲大社に神様が集う1週間 | Focus #348

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Cover photo by ちょけ

現在の11月にあたる、旧暦10月の出雲大社には、神々が集まる特別な時期、「神在月」が訪れます。この神聖な雰囲気に包まれた1週間は、撮影に挑む写真愛好家たちにとっても特別な瞬間です。

さらに、出雲大社のシンボル的な存在であるうさぎや、人気のフォトスポットも楽しめるため、訪れたカメラ愛好家に新たなインスピレーションを与えてくれるでしょう。

神々が集う「神在月」の出雲大社

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Photo by 素人カメラマン

「神在月」とは全国の神様が出雲大社に集まる月で、通常の「神無月」が「神在月」と呼ばれるのは出雲地方だけです。今年2024年は、11月10日から17日の期間となっており、出雲大社は普段以上に厳かな空気が漂い、神聖さがより一層感じられる特別な1週間です。

出雲大社から西に1kmほどにある稲佐の浜で全国の神々をお迎えし、縁結びの神様として知られる御祭神「大国主大神」のもとに集結します。期間中は3回「神在祭」と呼ばれる神々の会議が行われ、人々の「しあわせ」のご縁を結んでいくとされています。

出雲大社と「うさぎ」の関係

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Photo by herohero228

出雲大社の周辺では、神話に基づく「うさぎ」のモチーフが数多く見られます。これは「因幡の白兎」の伝説が関係しており、大社の各所にうさぎの石像が点在し、訪れた人々を和ませています。

撮影する際は、これらのうさぎ像を前景に取り入れ、神聖な雰囲気と可愛らしさが同居する写真を狙うのがおすすめです。背景の大社と合わせると、物語性のある印象的な1枚になるでしょう。

出雲大社のおすすめフォトスポット

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Photo by hisui

出雲大社は、日本最大級の注連縄が掛かる「神楽殿」や、同じく最大級の日本国旗をはじめ、美しい撮影スポットが満載です。

特に、朝の柔らかな光が差し込む本殿や、苔むした参道は幻想的な写真が撮れるスポットとして人気です。光の加減や構図を工夫しながら、静寂な雰囲気を切り取ることで、出雲大社の神秘的な一面を表現してみましょう。

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