はじめに
『Summer Echo』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
夏にできる思い出は、暑さの影響でしょうか、頭の中でこだまするように記憶されます。
夏の自然や風景、海や山、夕日などの美しい絶景から、花火大会や盆踊り、縁日などの夏祭り、ビーチでのアクティビティや涼を求める避暑地、家族や友人との楽しいひととき、かき氷やスイカなどの夏の味覚まで、夏ならではの瞬間を捉えた写真を募集しました。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品紹介

Photo by 永山敏也
永山敏也
夏のプール、シャワーの水が意外に冷たかった。我が子の反応が可愛い。
cizucu編集部
これです。これ。一目見れば、分かる夏の良い一枚。やっぱり、お風呂あがりはビールだね!と唸るお父さんのよう。ひと仕事を終え、今か今かと、この瞬間をずっと待ち望んでいたような、そんな万感の思いをこの少年から感じとりました。この瞬間を切り抜いた撮影者に乾杯!

Photo by decomp3104
decomp3104
松江水郷祭
📷 SONY ILCE-7M4
cizucu編集部
花火大会というのは、各地から人を集めて話題を作る興業イベントでもありますが、その場所の街と人で毎年続いていく、土着の文化でもあるわけです。とは言っても、駐車場や幹線道路ができたり、大型ショッピングモールができたり、それに伴って住民が増えたり減ったり、時間と共に移り変わっていきます。ですが、人と街が変わっても、人の意志というものは、次へ次へと受け継がれていきます。そうした継がれるべき意志が花火大会にもあるのだろうなと、この一枚から思いを馳せることができました。

Photo by saciiiko
saciiiko
大好物のスイカ🍉
cizucu編集部
この写真に私をハッとさせられました。この一枚を撮り、セレクトし、cizucuに投稿するまでに至った過程を想像すれば、この少年と撮影者との関係性が浮かび上がってきました。具体的な関係性は読み取れないのですが、一朝一夕な関係性で撮れる様な写真ではなく、積み上げてきた関係性であることは、はっきりとこの一枚で分かります。良い写真には、関係性が現れますね。

Photo by hhhiroooki
hhhiroooki
cizucu編集部
夏といえば線香花火。全身で大きな花火を浴びるのも良いですが、一歩、都市の喧騒から離れて、公園や河川敷でする線香花火が、大人になって、恋しくなったりするものです。この写真では、撮影者もそんなことを感じたのかな と、ここに写る、ツボミを落とすまいと集中する両手、後ろのビル明かり、などから受け取りました。
受賞作品

Photo by Yukihiro
Yukihiro
驚くほど冷たい水
📷 Leica Camera AG LEICA M (Typ 240)
cizucu編集部
まるで、長い思慮を巡らせて描かれた、印象派の名画の様です。モチーフ、構図、光の当たり方、色の足し引き、全ての調和が、誠実に上品に取られています。僭越ながら、もし私がコレクターならば、撮影者の目に価値をつけたいところです…。着眼点と表現力を評してこちらの作品を受賞作品として選定させていただきました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回のコンテストを通して、夏という季節は、アクティビティや行事ごとが多かったり、日光の強さから、自然が綺麗な発色をする季節でもあります。ですので、思い出深い記憶が生まれやすい季節なのかな、と皆さんの写真を拝見していて思いました。昨今の夏は、気温上昇のかげりで、外出が厳しくなってきましたが、「去年の夏はかなり写真撮ったな〜暑かったけど…!」と振り返られる夏を今年も過ごしてみませんか。余裕を作って、隙間を縫って。ですよ。
それでは次のコンテストでお会いしましょう。


