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デジタル技術の進化とともに、ほぼ忘れ去られたかのように見えたコンパクトデジタルカメラ、いわゆる「オールドコンデジ」が再び若者の間で注目を集めています。
コンデジが若者に再び人気の理由
コンパクトデジタルカメラの中でも、特に2000年代あたりに流行したものを略して「オールドコンデジ」と指します。
今の技術では表現できない独特の写りが「エモい」と見直され若い世代の心を掴んでいます。高解像度のカメラとは異なり、画素数が低いことが逆にポイントとなり、写真に独特の「エモい」雰囲気を与えてくれるのです。あえての粗さや色味が特徴的で、写真に深みと物語性を生み出します。

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具体的な「オールドコンデジ」の定義は、「2000年代前半以前のモデル」で、「画素数が500万画素以下」と考えられます。これにより、望むようなエモい写真の撮影が可能です。
コンデジ、どこから買えるか
2000年代の「オールドコンデジ」はもう新品で売られていないため、購入するには〈メルカリ〉などのフリマサイト、もしくは新宿や秋葉原周辺といったカメラ専門店の多いエリアで掘り出し物を見つける必要があります。
実際にcizucu編集部のメンバーが〈メルカリ〉でコンデジを購入した体験レポートもご用意しています。是非チェックしてみてください。
購入する前に確認すべきこと
購入時には動作確認や外観のチェックは必須です。特にバッテリーの劣化や保存媒体がSDカードかどうかは、後々の使用に大きく影響するので、しっかりと確認しましょう。
またオールドコンデジにはWi-Fi機能はないため、撮った写真をスマホに移すにはPC経由が一般的です。SDカードを使用している場合は、カードリーダーを通して簡単にデータを移行できます。

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一部の「オールドコンデジ」は〈XDピクチャーカード〉のような古いタイプのカードが使用されています。これらを読み取るには専用のカードリーダーが必要となり、追加で費用がかかることがあるため、購入前には注意が必要です。
オールドコンデジを通して再発見する「今」
コンデジ独特の「エモい」雰囲気は、画素数の低さや色味の特徴から生まれ、今の時代に新たな表現を可能にします。購入は少し手間がかかるかもしれませんが、その努力は特別な写真を通じて自己表現できる喜びにつながるでしょう。

Image by 佐藤亜梨沙 │ Sato Arisa
「オールドコンデジ」を手に入れ、あなただけの物語を撮影してみませんか?




