1960年代の名レンズを彷彿させる広角大口径レンズ「NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical VM」| 株式会社コシナ

株式会社コシナは、ライカM用の広角大口径レンズ「NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical VM」を発表。発売は2024年1月を予定し、価格は〈Type I〉が13万7,500円、〈Type II〉が15万4,000円(それぞれ税込)。

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〈Type I〉は、マットブラックペイントとシルバーの2色から選べ、アルミ素材を鏡筒の外装に採用している。操作部のデザインは平目ローレットで統一され、モダンな仕上げが特徴。
〈Type II〉は真鍮素材を使用し、「1960年代初頭の名レンズを彷彿させる」というコンセプトのもとに、フォーカスリングやレンズ根元の滑り止め部分がクラシックレンズを彷彿させるデザインに仕上げられた。ブラックペイントとシルバーの2色から選べる。

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〈Type II〉に同梱のフォーカシングノブ
〈Type II〉には、フォーカシングノブが同梱されており、これをフォーカシングレバーのネジ穴に取り付けることで、特有の操作感を楽しむことがでいる。フォーカシングノブを使用しない場合のための、ネジ穴を塞ぐ化粧ネジ(マイナスネジ)が付属。
どちらのタイプも別売のLH-6(スリットタイプ)のレンズフードが使用でき、フィルター径は43mm。レンズ構成は8群10枚で、両面非球面レンズ2枚を含んでいる。最短撮影距離は50cmで、距離計連動範囲は0.7m〜∞。絞り羽根は12枚で、外径寸法はφ54×45.5mm。質量はType Iが250g、Type IIが330g。デジタルカメラでの使用にも配慮され、画面周辺部の色被りに対する対策にこだわっている。