

瀬戸内海の豊島で、友達と一緒に美術展を見に行ったときのこと。外はとても暑かったけれど、景色は可愛らしくて、あたたかい雰囲気に包まれていました。 道端に立っている三人の仲間を見たとき、なぜか分からないけれど、不思議なほど背景とぴったり合って見えたんです。 そこで、みんなでその場の思いつきで、草や木になったみたいなふざけたポーズをしてみました。 旅に出ると、つい子どもの頃の感覚に戻って、意味のないことをしても楽しくなってしまう。こうやって力を抜いてふざけられる時間は、私にとってとても贅沢で幸せなことなんです。