ベトナムの北部、中国との国境近くにサパという街があります。 フランス統治下にリゾート化された歴史があり、山岳少数民族であるモン族や赤ザオ族と間近に触れ合えるということで観光地化した街です。 彼らは観光シーズンには流暢な英語やフランス語でガイドとして観光客をもてなし、田植えや稲刈りのシーズンには農民として働きます。日本人とも馴染み深い田植えを彼らがどうやって行っているのか見たくて昨年の5月にサパを訪れました。 写真は、サパの街から20kmほど離れた集落で出会った黒モン族の女性です。 牛の世話をしながらずっと家を守ってきたと誇らしげな目で語った力強さを今も思い出します。 着ているのは藍染めの伝統的な衣服。 黒モン族が得意とする藍染めの染料で彼女の指先は染まっていました。