A blue, misty memory-like landscape blur

写真は、現実を正確に記録するためのものだと思っていました。 でも、自分の中に残っている景色や記憶は、いつも少し曖昧で、ぼんやりとしたものでした。 風の音や湿度、光の滲み、立ち止まった時の感情。 そういった“目には見えない感覚”まで写したいと思い、この作品を制作しました。 ICMという手法を使っていますが、動きを見せたいわけではなく、景色が記憶の中で変質していく感覚を表現しています。 今回の展示では、「花の写真」ではなく、“青い記憶の1ページ”として見てもらえたら嬉しいです。 今後は、風景や光だけでなく、人の感情や時間の流れまで写し取れるような作品表現に挑戦していきたいと考えています。