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2023.04.27

3眼カメラシステム搭載のフラッグシップドローン「Mavic 3 Pro」 | DJI

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 2023年4月25日、DJI社はHasselbladカメラと中望遠・望遠カメラの3眼カメラシステムを搭載したフラッグシップドローン「Mavic 3 Pro」を発表。同機種は、全方位障害物検知や最大15kmのHD映像伝送(日本国内は8km)などの多数機能を搭載。販売開始は2023年5月9日。価格は261,800円(税込)から。

空撮の新たな時代を築く

3眼レンズを搭載したことにより、1回タップするだけで撮影の構成を簡単に切り替えられ、映像クリエーターは従来にないほど効率的に様々な構図のショットを捉えることが可能に。

「映像を見る人全てに新たな空間的・距離的観点で感動を与えてくれるような、素晴らしい作品をユーザーが撮影してくれることを期待しています。」とDJI クリエイティブディレクター Ferdin and Wolfは述べている。

1台のドローンに3種類のレンズを搭載

焦点距離24mm、70mm、166mmの3眼カメラシステムを備え、幅広いシナリオに対応する。広角カメラにより撮影したい場所を確認し、中望遠カメラで特定のロケーションに絞った上で、その中の特定の景色や人物に焦点を当てて撮影するなど、それぞれのカメラを組み合わせて使用することができる。

最高性能を誇るHasselbladカメラ(広角24mm)

他のMavic 3シリーズと同様、4/3型CMOS Hasselbladカメラを搭載。最大12.8ストップのネイティブ ダイナミックレンジに対応し、12-bit RAW画像を撮影できる。ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション(HNCS)により、人の目で知覚した色合いを正確に再現できるため、面倒な後編集や複雑なカラープリセットは不要。最大5.1K/50fps、DCI 4K/120fpsとプロ向けの動画スペックとなっている。

中望遠カメラ(70mm)

1/1.3インチCMOSセンサーを搭載した光学3倍ズーム、4,800万画素/1,200万画素の画像や4K/60fpsでの動画撮影が可能で、D-Log Mにも新たに対応している。圧縮効果により被写界深度が浅くなり、被写体を際立たせることで独特な奥行き感を持った映像を制作できる。

望遠カメラ(166mm)

Mavic 3の望遠カメラと比べて、解像度、絞り(F4.4からF3.4)、動画フレームレートの性能が向上。光学7倍ズームでの4K/60fps動画撮影や1,200万画素の画像撮影が可能。最大28倍ハイブリッドズームを備える。

十分なバッテリーと安全性を高める全方位障害物検知

十分なバッテリー容量を備えており、最大飛行時間は43分。撮影構図をじっくり考えてから撮影に挑むことが可能に。また、全方向障害物検知とAPAS 5.0が搭載しており、8つの広角ビジョンセンサーは、高性能の視覚情報計算エンジンとシームレスに連携し、全方向の障害物を正確に検知、障害物を避けた安全な飛行ルートを計画。

DJI O3+伝送システムにより、安定してクリアなカメラビューを確認することができ、1080p/60fps HDライブ映像を高いフレームレートで最大15 km先から伝送が可能。(日本国内は8 km。)そのほか、ウェイポイント飛行やクルーズ制御、アドバンストRTHといった自動飛行機能を備えている。

インテリジェント機能

Mavic 3 Proは、DJIドローンが持つ一連のインテリジェント機能に全て対応。

フォーカストラック

Mavic 3 ProのHasselbladカメラと中望遠カメラは、ActiveTrack 5.0、スポットライト、POI(ポイント オブ インタレスト)の3種類のモードで構成されたフォーカストラックに対応。様々な方向に飛行しながら安定したトラッキング撮影を実行。

マスターショット

タッチ操作で手軽に開始することができ、自動で撮影、編集、音楽を追加。シネマティックな動画を自動生成。

クイックショット

ドローニー、ロケット、サークル、ヘリックスといったクイックショット機能を用い、様々なカメラワークで撮影。

パノラマ撮影

息をのむような壮大な風景を、画質を犠牲にすることなく、複数の写真をスティッチして構成された100MPのパノラマ写真で再現。