
cover image by 永田 仁二/ShinjiNagata
カメラのシャッタースピードは、写真表現の基礎ともいえるもの。その基本を理解することで、表現方法により幅を持たせることができます。今回の記事では、具体的な例や撮影シーンを交えながら、シャッタースピードの基本をわかりやすく説明していきます。
シャッタースピードとは?
シャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いている時間を指します。この時間が長いほど多くの光がセンサーに当たり、短いほど少ない光がセンサーに当たります。シャッタースピードは通常「1秒」「1/100秒」「1/1000秒」などで表示されることが一般的です。
シャッタースピードの基本的な使い方
速いシャッタースピード
速いシャッタースピード(1/1000秒、1/2000秒、1/4000秒)は、動く被写体を止めて撮影するのにおすすめです。走っている人や動いているスポーツ選手、元気に走り回る犬や猫を撮影するときに、動きの瞬間を逃さず捉えることができます。

Image by akira

Image by Pojio
遅いシャッタースピード
遅いシャッタースピード(1/2秒、1/15秒、1/30秒)は、被写体の動きをわざとブレさせることで、流動的な表現ができるようになります。夜景の中のライト、川の流れなどを、遅いシャッタースピードで捉えると、光や水の流れを美しく写すことができます。また、背景などはブレないように三脚を使うと良いでしょう。

Image by Z K

Image by aoneko355
シャッタースピードの設定方法
オートモードに設定している場合、カメラが自動でシャッタースピードを設定してくれますが、自分の意図通りの写真を撮るためには、マニュアルモードを使ってシャッタースピードを設定することをおすすめします。カメラの設定をマニュアル(M)モードに切り替えた上で、シャッタースピードのダイヤルを回すことで、シャッタースピードを簡単に変更することができます。それぞれのシーンに合わせて試行錯誤するのも、撮影における楽しみの一つです。

Image by はくらく
まとめ
シャッタースピードは写真撮影を上達させるための第一歩です。初心者の方でも少しずつ練習を重ねることで、プロフェッショナルな写真が撮れるようになります。ぜひ、自分のカメラで色々なシャッタースピードを試してみて、撮影の幅を広げてください!
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