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2024.05.03

ミラーレスカメラ「Z f」の最新ファームウェアを公開 ホワイトバランス設定が改善 | ニコン

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Cover image © Nikon Corporation

ニコンはミラーレスカメラ「Z f」の最新ファームウェアを公開した。発表日は2024年4月30日。バージョン番号はVer1.20。

ピクセルシフト撮影時のオートホワイトバランスが安定化

最近のアップデートで、ピクセルシフト撮影の際のホワイトバランス設定に改善が加えられた。特に「オート」または「自然光オート」を選択した場合、最初のコマで設定したホワイトバランスが後続のコマにも自動的に適用される。

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© Nikon Corporation

また、通信機能のセキュリティも強化され、「暗号キー」と「カメラ初期化後に表示されるパスワード」が追加された。

その他、サイレントモードでRAW画像を撮影する際、背面モニターを閉じた状態でもファインダーが暗くならないように修正。さらに、特定の条件下で撮影された動画を、カメラ内で再生する際の早戻しや早送り操作時に発生していた応答不良も改善された。

アップデートの詳細は以下の通り。

ファームウェア C:Ver.1.10 から C:Ver.1.20 への変更内容

  • ホワイトバランスを[オート]または[自然光オート]に設定してピクセルシフト撮影をする時に、最初に撮影したコマのホワイトバランスを残りのコマの撮影にも適用するようにしました。
  • 通信機能で表示される以下の初期設定を変更しました。暗号キーカメラの初期化後に表示されるパスワード
  • 以下の現象を修正しました。[サイレントモード]が[ON]で、かつ[画質モード]の設定に RAW 画像が含まれる時、画像モニターを閉じた状態で撮影すると、シャッターをきったときにファインダー内の画面が暗くならない場合がある。[ピクチャーコントロール]を[ディープトーンモノクローム]に設定し、[コントラスト]をプラス、[明るさ]をマイナスに調整すると、静止画撮影 / 動画撮影時のライブビュー表示および、撮影した画像 / 動画の暗部にノイズが目立つ場合がある。特定の撮影条件で撮影した動画をカメラで動画再生中に早戻し・早送りなどの操作をすると、カメラが応答しない場合がある。